収入保障保険&就業不能保険 評価と解説
記事更新日:2019.6.10
このページの内容 |
※Ⅳ型とⅤ型は2019年6月発売の新商品です。
Ⅰ型 新収入保障
販売名 (販売時期) |
総合 評価 |
非喫煙者 割引 |
保険料 の安さ |
三大疾病時 保険料払込 免除特約※1 |
保険金受取方法の自由度 | ||
全額 一括受取 |
一部 一括受取 |
残金 一括受取 |
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&LIFE新収入保障 Ⅰ型 2018.4~ |
あり | あり(有料) |
可能 |
1回のみ可 ※2 |
可能 |
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&LIFE新収入保障 Ⅰ型 2017.4~ |
あり | ||||||
&LIFE収入保障 ~2017.3 |
あり |
※1 この保険では新保険料払込免除特約という名称
※2 コールセンターに確認
その他リンク | 契約概要 | ご契約のしおり・約款 | リビングニーズ特約 |
・公式サイト ・発売告知(PDF) ・収入保障保険 評価ランキング |
・2018年4月版 ・2017年4月版 |
・2018年4月版 ・2017年4月版 |
あり |
&LIFE 新収入保障 Ⅰ型 は、被保険者が 「亡くなってしまった時 or 高度障害状態となってしまった時」 に、遺族が保険金を年金や一時金で受け取れる一般的な収入保障保険です。配当や解約返戻金がない保障重視の掛け捨ての保険です。保険料は保険期間満期まで上がることはありません。 参考リンク:収入保障保険とは? 元々コストパフォーマンスのよい保険でしたが、2018年4月に更に保険料が値下げされました。 SD割引(セーフティードライバー割引) の適用を受けられる方でしたら業界最安クラスになります。 SD割引の適用条件は以下のとおりです。 自動車保険の契約等級が12等級以上であること これらに当てはまる方でしたら、この保険の見積もりもぜひとって他社と比較されるとよいと思います。 ただし2018年8月以降は、管理人がいくつかのプランで比較した限りFWD富士生命が最安でした。富士生命強いです。 保険料の見積もりは公式サイトでも可能は可能ですが、肝心のSD割引や非喫煙者割引が適用された保険料が表示されません。なのでそれらを確認する公式サイトに記載されているコールセンター (お客さまサービスセンター) に電話する必要があります。 申込は保険ショップから可能です。 ネットや郵送での申込はできません。 自宅から近い保険ショップを探し、電話して申込したい旨を伝えれば、その後の手続きや来店予約などを案内してもらえると思います。 |
Ⅱ型 新総合収入保障
Ⅳ型 新総合収入保障ワイド
評価 | リンク |
・公式サイト |
&LIFE 新総合収入保障 Ⅱ型 と &LIFE 新総合収入保障ワイド Ⅳ型 は、上記のⅠ型の保障に加え、被保険者が 「所定の就業不能状態となってしまった時」 にも給付金 (この保険では生活障害年金 or 生活介護年金 or 就労不能障害年金という名称) を受け取れるプランです。 就業不能状態となってしまった時に給付金を受け取れるのは就業不能保険です。 参考リンク:就業不能保険とは? つまりこのⅡ型とⅣ型は、収入保障保険に就業不能保険を合わせたようなプランです。 なおⅢ型はⅣ型の発売と同時に発売中止になりました。 「所定の就業不能状態」 というのが各社によって異なりますが、このⅡ型の場合は以下のとおりです。 ・国民年金法の障害等級1級と認定された時 端的に言って、かなり重い状態でないと受け取れません。つまるところ、障害等級1級相当か要介護2相当でないと受け取れません。 Ⅳ型の場合は以下のとおりです。 ・国民年金法の障害等級2級と認定された時 Ⅱ型よりも障害等級が軽い2級で受け取れるようになります。 上記のままでは精神疾患時の保障はありませんが、メンタル就労不能障害保障特則を付加すれば精神疾患で所定の状態となってしまった時にも給付金を一時金で受け取れるようになります。 では参考プランを見てみます。 ◆Ⅳ型 参考プラン これは被保険者が上記の所定の就業不能状態となってしまった時、65歳になる年まで毎月10万円を受け取り続けることができるプランです。 このプランの場合、Ⅰ型をⅣ型にするための追加保険料は月額2,396円です。これは就業不能保険としてみた時、保障内容のわりに保険料は安いと思います。もっとも安いのには理由があり、あくまでⅠ型に追加の保障が乗っかった形ですので、保険事務手数料などがほとんど上乗せされない分だけ割安なのです。 けれどそれでも、私が就業不能保険の中で現在もっとも評価している アクサダイレクト生命の就業不能保険 と比較すると、やや劣るように思います。 このⅣ型は、所定の等級基準相当に該当しない限り受け取れませんが、アクサダイレクト生命のほうは所定の等級基準相当に該当しなくても、入院中であれば就業不能状態とみなされ給付金を受け取れます。 それでいて保険料はこのⅣ型と近い数字です。それに最初の1年半だけ給付金を半額にすることで月払保険料を抑えているハーフプランの設定があることも大きいと思います。詳しくは アクサダイレクト生命の就業不能保険の評価ページ を参照願います。 そのためこのⅡ型とⅣ型の評価はアクサダイレクト生命より低いと評価しました。 |
Ⅴ型 くらしの応援ほけん
評価 | リンク |
・公式サイト |
&LIFE くらしの応援ほけん Ⅴ型 は、上記のⅣ型の保障から 「被保険者が亡くなってしまった時」 の保障を抜いた保険です。 死亡保障である収入保障保険としての機能を抜いてしまっているので、純然たる就業不能保険ということです。 そして先ほどのⅣ型と異なり、単独の保険であるため月払保険料の中に事務手数料などがしっかり加算されているのでしょう。Ⅳ型よりも保険料が割高でコストパフォーマンスが低いです。 そのため厳しいですがと評価しました。 |