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所得補償保険(就業不能保険)とは?

記事更新日:2018.10.15

所得補償保険(就業不能保険)とは?

今日から所得補償保険を見ていくよ。
なんか収入保障保険だとか所得補償保険だとか紛らわしいね。
そうだね。私もこのサイトを作りながら何回も変換ミスしてるよ。
「保障」、「保証」、「補償」・・・、漢字はほんと難しいよね。
だよね。で、所得補償保険っていうのはどういう保険なの?
これは病気やケガなどで働くことができない時にお金がおりる保険だ。
就業不能保険という名前で販売している保険会社もある。


◆所得補償保険と収入保障保険の違い
どんな時にお金を受け取れるか?
収入保障保険

被保険者が死亡、または高度障害状態となってしまった時


所得補償保険

被保険者が病気やケガなどで働けなくなってしまった時



病気やケガなどで働けなくなってしまった時にお金がおりるのか・・・。
なんか医療保険とも似ているね。
そうだね。けれど医療保険とは目的が異なるんだ。
医療保険は入院費用や手術費用など、病院に支払う治療費をカバーするのが主な目的だ。
それに対し所得補償保険は、病気やケガで働けなくなってしまった時の生活費をカバーするのが目的だ。


◆所得補償保険と医療保険の違い
どんな時にお金を受け取れるか?
医療保険

病気やケガで入院や手術をした時。
通院や自宅療養では給付金を受け取れない保険がほとんど。


所得補償保険(就業不能保険)

病気やケガなどで働けない時。
入院や手術をしなくても、とにかく働けない状態であれば受け取れる。

目的
医療保険

入院費用や手術費用など、病院に支払う治療費をカバーするのが目的。


所得補償保険(就業不能保険)

働けない時は必然的に給料がなくなる。その際の生活費をカバーするのが目的。



なるほど。所得補償保険のほうがお金を受け取れるケースは多そうだね。
いや、そうとも限らないんだ。
所得補償保険にはどんな種類があるかをまずみていくよ。


所得補償保険(就業不能保険)の種類は?

まずは保険期間が短期のタイプと長期のタイプに分けられる。


短期タイプ
保険期間&給付金受取可能期間

最長で1年程度と短い


免責期間

1週間程度と短いものが多い


どのような状態の時に給付金を受け取れるか?

現在の業務ができなくなってしまった時

<給付対象となる例>
運転手が足を骨折してしまい運転ができない時

長期タイプ
保険期間&給付金受取可能期間

「60歳まで」や「65歳まで」というように超長期


免責期間

60日~180日程度と長いものが多い


どのような状態の時に給付金を受け取れるか?

短期タイプよりも給付基準は厳しく、
現在の業務ができなくなったとしても、負担の少ない他の仕事ができる状況だと給付対象外
となるケースがほとんど。

<給付対象となる例>
心筋梗塞により医師から自宅療養するよう指示を受けている時



うーん、2種類に分かれているのはなんでなのかな?
どちらも生活費をカバーするのが目的の保険だけど、細かく分けると目的がそれぞれ異なる保険なんだ。


◆短期タイプ

健康保険の傷病手当ての代わりになる保険
⇒ 詳細は次ページ


◆長期タイプ

障害年金の不足分を補うことができる保険
⇒ 詳細は次の次のページ




所得補償保険(就業不能保険)は、ケガや病気で働けなくなってしまった時の生活費をカバーする保険。

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