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生きるチカラ 評価と見直し方法

記事作成日:2018.10.25

評価データ

評価 販売時期 保険種類
2001~2012年 定期付き終身保険


評価コメント

生きるチカラ
は、2012年に後続の主力商品であるみらいのカタチが発売されるまで、日本生命の主力商品として販売されていた
定期付き終身保険(定期保険特約付き終身保険)
です。

定期付き終身保険は簡単に言ってしまえば、
主契約(必ず契約しなければいけない部分)の終身保険(終身死亡保険)を軸に
特約(オプション)で定期保険医療保険など、多数の保険がセット売りになった商品です。

ただ生きるチカラはちょっと特殊で、主契約の終身保険がただの終身保険ではなく医療終身保険となっています。
これは日本生命が呼称しているだけで、一般的な終身医療保険とは異なります。
では日本生命のいう「医療終身保険」とは何か?
これは下記3つのいずれかです。


終身保険+終身医療保険
終身保険+終身がん保険
終身保険+終身医療保険+終身がん保険


例えば②の場合、一例ではこんな保障内容です。


被保険者が死亡or高度障害状態となってしまった時
保険金10万円を受取可能

被保険者がガンで入院してしまった時
⇒ 入院給付金を日額5,000円受取可能


普通の終身保険は死亡or高度障害状態となってしまった時に保険金を受け取れるものですが、それだけでなくガンで入院してしまった時の保障
(つまり終身がん保険としての機能)
も付いています。
むしろ、どの契約でも終身保険の保険金は常に10万円しかなく、終身がん保険部分のほうがメインともいえます。

とても難しいですが、失礼ながら見直しによって全解約を目指すべき保険ですので、詳しく理解する必要もないと思います。押さえておくべきことは1つ。終身保険の保険金が10万円しかないということは、
ほとんど掛け捨てに近い保険だ
ということです。

上記の例の場合も、一般的には60歳くらいまでに何百万円という保険料を払い込んでおきながら、保険料の払込が終わった後に残っているのは、


死亡or高度障害状態となってしまった時に10万円を受け取れる権利

ガンで入院してしまった時に日額5,000円受け取れる権利


だけです。この権利(保障)は一生涯継続しますが、これを魅力的と思う方がどれくらいいるでしょうか・・・。



話を戻しますが、この保険はあくまで定期保険特約付き終身保険であり、一定額以上の死亡保障
(亡くなってしまった時に遺族が保険金を受け取れる機能)
も契約しなければいけないようになっています。

しかし日本生命は、この死亡保障の保険料が他社と比較してとても高いです。
例えば死亡保障の代表的な保険である定期保険は、評価ランキングのとおり安い会社の2倍以上もします。日本生命に限らず大手は人件費などの経費が莫大なため、保険料が高い保険ばかりなのです。

そのため早急な見直しをおすすめします。
見直し方法は後述します。


見直し方法

保険会社おすすめのセットプランに長年加入していると、大げさでなく何百万~何千万円という財産を吸い取られてしまいます。そのためなるべく早急に見直しすることをおすすめします。
下記の参考プランを基に、私だったらどう見直すか?
というのを見ていきたいと思います。



参考プラン
<主契約 医療終身保険 がん重点タイプ>
主契約の保険期間終身
死亡・高度障害保険金:10万円
がん入院給付金:日額5,000円

<特約>
特約の保険期間:10年
定期保険特約:保険金690万円
3大疾病保障定期保険特約:保険金300万円
疾病障害保障定期保険特約:保険金200万円
生活保障特約 10年満了確定年金:年額200万円
新介護保障特約 10年満了確定年金:年額60万円
通院特約:日額3,000円
短期入院特約:日額5,000円
保険料払込免除特約:付加



このとおりたくさんの特約がセット売りになっています。そして特約はすべて10年更新型のため、10年毎に自動更新する度に保険料が値上がりしていきます。自動更新は指定年齢(60歳や65歳など)まで続きます。保険料例の情報が見当たらなかったため上記の参考プラン時の保険料はわかりませんが、みらいのカタチと同様に何百万円以上の保険料を支払うことになるのは間違いありません。そして既述のとおり、この保険はほぼ掛け捨てのため将来的なリターンはほとんどありません。
30歳で加入し40歳の更新のタイミングを迎えた時、もし私ならどう見直すか?
という視点でみていきます。



定期保険特約
は、被保険者が亡くなってしまった時or高度障害状態となってしまった時に、保険金
(今回は690万円)
を受け取れるものです。
40歳でしたらまだ子育て中の方が多いと思います。私も40歳になった時は1番上の子でも12歳ですので、まだまだ死亡保障が必要です。
そこで保険料の安い他社の保険に乗り換えます。
具体的には、私は死亡保障は収入保障保険で備えることをおすすめしていますので、収入保障保険評価ランキング上位の保険を新たに契約します。



3大疾病保障定期保険特約
は、三大疾病
(がん、心筋梗塞、脳卒中)
で所定の状態となってしまった時や亡くなってしまった時などに保険金
(今回は300万円)
を受け取れる特定疾病保障保険です。
こちらのページで詳しくは記載していますが、私はそもそも三大疾病の保障は必要性が低いと考えています。よってこの特約は私なら即時解約します。

がんの保障だけはほしいですので、がん保険に未加入でしたらこの機にがん保険に加入します。その場合はがん保険の保障が開始してからこの特約は解約します。先にこの特約を解約し、がん保険の保障が始まる前にがんと診断されてしまうと大変ですので・・・。
がん保険は契約してから3ヶ月くらい経過しないと保障が開始されないため注意して下さい。



疾病障害保障定期保険特約
は、被保険者が
亡くなってしまった時
or
高度障害状態となってしまった時
or
疾病が原因で所定の身体障害状態となってしまった時
に、保険金を受け取れるものです。
所定の身体障害状態は、管理人が調べた限りでは、おおよそ身体障害等級3級程度という内容でした。

身体障害状態や就業不能状態となってしまった時の保障がほしい方は、上記の定期保険特約の見直しで他社の収入保障保険に加入する時に、身体障害状態や就業不能状態となってしまった時にもお金を受け取れるプランにするとよいと思います。
例えばFWD富士生命の収入保障保険に就業不能特約
(富士生命では生活支援特則という名称)
を付加したプランで加入すれば、この日本生命よりも症状の軽い身体障害等級4級となってしまった時でも年金を受け取れるようになるためおすすめです。



生活保障特約
は、被保険者が
亡くなってしまった時
or
高度障害状態となってしまった時
に、年金を受け取れるようになる収入保障保険を特約にしたものです。
この例では
「10年満了確定年金:年額200万円
ですので、受け取れる年金総額は
10年×200万円=2,000万円
です。
この特約の見直しは、上記の定期保険特約の見直しで他社の収入保障保険に加入すれば完了です。



新介護保障特約
は、被保険者が
要介護3と認定
or
所定の要介護状態が180日以上継続した場合
年金を受け取れるようになるものです。
この例では
「10年満了確定年金:年額60万円
ですので、受け取れる年金総額は
10年×60万円=600万円
です。
要介護状態や就業不能状態となってしまった時の保障がほしい方は、上記の疾病障害保障定期保険特約と同様、他社の収入保障保険に加入する時に要介護状態や就業不能状態となってしまった時にもお金を受け取れるプランにするとよいと思います。



通院特約・短期入院特約など
は、ケガや病気で治療を受けた時に給付金を受け取れる特約の集合体です。
私なら医療保険評価ランキング上位の医療保険を新たに契約し、新しい保険の保障が開始したらこれらの特約はまとめて解約します。
医療保険はこちらのページのとおり加入価値が低い保険ですので、
「なくても構わない」
と思われる方は他社の保険に加入し直さなくてもよいと思います。



保険料払込免除特約
は、3大疾病で所定の状態になってしまったときなどに、以後の保険料の払込が免除になる特約です。他の保険をすべて解約すれば自然と消滅します。



長かったですが、このように他社の新しい保険に乗り換えるなどして見直ししていき、新しい保険の保障が開始したら生きるチカラは主契約ごと全解約するとよいと思います。
解約する時は必ず、他社の新しい保険の保障が開始してからにして下さい。くどいようですが、がん保険は契約してから3ヶ月くらい経過しないと保障が開始されないため注意して下さい。


最後に

いかがだったでしょうか?
ここまで見てきた見直し方法はあくまで個人的な見解によるものですので、誰にとっても正解という方法ではもちろんないと思いますが、よかったら参考にしてもらえればと思います。
それでは最後にいくつかポイントを。



◆ポイント1 無理にたくさんの保険に加入しないように

保険の見直しについて相談を受けていると、何もかも気にしてしまって色々な保険に加入しすぎている方をよくみます。
いろんな特約がてんこもりの保険会社のモデルプランに加入されている方が見直しをしようとすると、

「たくさんついている特約を大幅に減らすのは怖い」

となってしまう方がいます。

けれど私は、
保険は無理のない範囲で加入する
のが何よりも大切だと思います。何もかも気にして色々な保険に加入しすぎてしまうと

「保険には完璧に加入していたけれど、そのせいで子供の学費が準備できなかった。」

「マイホームを買うことができなかった。」

「ローンの返済が厳しくなってしまった。」

「老後に向けての貯蓄ができなかった。」

といった事態になりかねないからです。それでは本末転倒ですから・・・。



◆ポイント2 健康上の理由などにより他社へ乗り換えが難しい場合は

健康上の理由で他社の保険に加入し直すことが難しい場合は、必要な特約だけを残し、その他の特約はなるべく解約して保険料を安くすることをおすすめします。
状況にもよりますが、今回の例であれば私なら
定期保険特約

3大疾病保障定期保険特約
(がん保険代わりとして)

生活保障特約

保険料払込免除特約
だけ残し、その他の特約は解約すると思います。

この4つの特約+主契約に加入した状態で、もしも亡くなってしまった場合、今回の例では一時金1,000万円
(主契約10万円、定期保険特約690万円、3大疾病保障定期保険特約300万円)
を受け取った上で、生活保障特約から毎年200万円を10年間受け取ります。
つまり合計で3,000万円受け取れます。
子供が大きくなっていけば3,000万円も必要なくなっていきますので、そしたら保険会社に連絡し、2,500万円→2,000万円というように徐々に保障内容を減額していくとよいと思います。
これが気まずいのがネックだと思いますが、自分の財産を守るためと割り切りましょう・・・。


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