FWD収入保障 解説とおすすめプラン
記事更新日:2024.7.2
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評価データ
商品名 | FWD収入保障 | |
総合評価 | ||
販売時期 | 2018年8月~ | |
加入時の審査タイプ | 告知型※1 | |
非喫煙者割引 | あり | |
保険料の安さ | ||
三大疾病 保険料払込免除特約※2 |
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年金の 受取方法の 自由度 ※3 |
全額一括受取 | 可能 |
一部一括受取 | 可能 | |
残金一括受取 | 不可 | |
申込方法 | ネット | |
パンフレット | ・2023年12月版 | |
リンク | ・公式サイト(商品説明ページ) ・公式サイト(保険料試算&ネット申込ページ) ・リニューアル告知(2018年8月) ・収入保障保険 評価ランキング |
※1 一般的に過去に大病をされたことがなく持病の薬の服用もない方が加入できるタイプ
※2 この保険では3大疾病保険料払込免除特約Ⅱという名称
※3 パンフレットのP13に記載あり。残金一括受取は不可ですが、一部すえ置きや全部すえ置きなど他社にはない受取が可能。
評価コメント
FWD収入保障 は、被保険者が 「亡くなってしまった時 or 高度障害状態となってしまった時」 に、遺族が保険金を年金や一時金で受け取れる収入保障保険です。 参考リンク:収入保障保険とは? 非喫煙者の方には最有力候補の優良保険だと思います。 保険料がトップレベルに安い上、公式パンフレットの13ページのとおり年金の受取方法が豊富なため利便性も高いです。三大疾病時で所定の状態となってしまった場合に以後の保険料の払込が免除になる3大疾病保険料払込免除特約Ⅱも、所定の条件が緩めです。 |
非喫煙者にも喫煙者にもおすすめ
FWD収入保障 は 非喫煙者割引と優良体割引という2つの割引があります。 非喫煙者割引の適用条件は、過去1年以内に喫煙していないことです。 優良体割引の適用条件は ・最大血圧140未満/最小血圧90未満 ・BMI値18~27 です。 この2つの割引が両方適用された 非喫煙者優良体料金 は、おすすめプラン~非喫煙者編で取り上げているように、保険料がトップレベルに安価です。ですので非喫煙者はこの保険が最有力と言えると思います。 また驚いたことに、喫煙者が優良体割引だけを適用された場合の 喫煙者優良体料金 は、いくつかの条件で管理人が比較した限り、喫煙者割引がない他社の保険 (オリックス生命やアクサのネット完結保険) よりも保険料が安かったです。 ですので 優良体割引を適用できる方であれば、喫煙者もFWD収入保障がおすすめ です。 どちらも割引も適用できない方は、 オリックス生命かアクサのネット完結保険 が最安です。 |
おすすめプラン
※夫がもしも亡くなってしまったときに、妻がお金を受け取れるようにしたい場合。
項目 | 推奨設定 | |
被保険者 | 夫(男性) | |
保険期間 | 夫婦の年齢差による(※1) | |
年金月額 | 職業と持ち家有無による(※2) | |
最低支払保証期間 | 2年 | |
3大疾病保険料払込免除特約Ⅱ | 付加する | |
配偶者同時災害死亡時割増特則 | 配偶者がいる場合は「希望する」 |
※1 詳細は保険期間はいつまでにすべきかに記載しています。
※2 詳細は年金月額はいくらにすべきかに記載しています。
他社の保険からの乗り換えも検討価値あり
裏技~収入保障保険は乗り換え可能な保険★ で詳しくは記載していますが、収入保障保険は年齢が上がっても加入時の保険料が上がりにくいという特徴があります。 そのため、より安価な保険が登場したら乗り換えを検討する価値があります。 住宅ローンの借り換えと似たような感じです。 なお、乗り換える時は必ず新しい保険の契約が成立してから古い保険を解約するようにしてください。そうでないと新しい保険がもしも加入不可となってしまった時に、無保険になってしまいますので・・・。 |
生活支援特則は優良な就業不能保険
生活支援特則 は、被保険者が病気やケガで働けなくなってしまった時に給付金を受け取れるようになる就業不能保険を、特約にしたものです。 参考リンク:就業不能保険とは? 主契約の収入保障保険は、被保険者が亡くなってしまった時 or 高度障害状態となってしまった時でないと、お金を受け取ることができません。けれどこの特約を付ければ、高度障害状態までは至らない程度の所定の就業不能状態となってしまった時でも、給付金を受け取れるようになります。 この特約における「所定の就業不能状態」は、身体障害等級4級以上 or 要介護1以上です。この等級に該当した場合は、無条件で以後の保険料の払込が免除され、保険期間満期まで給付金月額(年金月額)を毎月受け取り続けることができるようになります。 他社の就業不能保険は、超長期的に給付金を受け取り続けるためには国民年金法の障害等級2級以上に該当が要件となっているものが多いです。 身体障害者等級、要介護等級、国民年金法の等級はそれぞれが別制度ですので、必ずしも身体障害等級4級以上 or 要介護1以上のほうが国民年金法の障害等級2級以上よりも軽度で認定されるというわけではありません。ですが管理人が調べた限りでは、身体障害者等級4級の方は国民年金法の障害等級では3級に認定されているケースが多いように見受けられました。 ですので他の多く就業不能保険の要件と比較すると、この特約は給付金を受け取れるようになるケースが多いと思います。給付金を受け取れるケースが多いということはその分だけ保険料が高く設定されているのが一般的ですが、この特約は保険料も安いです。 ただし精神病で就業不能状態となってしまった時は給付対象外です。 また他社は 「入院中の場合」 や 「医師の指示による自宅療養中の場合」 も給付金を受け取れるものが多いですが、この保険はあくまで上記の等級と認められなければ給付金を受け取れません。 またガンに限っては、障害等級2級に認定されている方でも、身体障害者等級4級に認定をされていない方が多いようでした。ガンで身体障害者等級に認定されるのは、発声機能を失ったり人工肛門を造設した場合などに限られるようです。ですのでガンで就業不能状態となってしまった時のことを心配されるのであれば、この特約よりも障害等級2級認定で給付金を受け取れるようになる他社の就業不能保険のほうがよいと思います。 ◆参考リンク |
配偶者同時災害死亡時割増特則は付加を推奨
配偶者同時災害死亡時割増特則 は、夫婦が交通事故などの不慮の事故で同時に亡くなってしまった場合に、遺族が年金を割増して受け取れる特約です。「同時」と言っても少し幅があり、事故から180日以内に亡くなってしまった場合であれば同時に該当します。 割増額 (災害割増遺族年金という名称) は元々の年金月額と同額です。例えば年金月額10万円プランに加入していた場合に該当したら、割増分も年金月額10万円、つまり合計で年金月額20万円を受け取れるようになります。 あくまで不慮の事故だけが対象であり、夫婦ともに病気で180日以内に亡くなってしまった場合は適用されません。 特約保険料は無料ですのでぜひ付けましょう。夫婦が同時に事故で亡くなってしまうケースは非常に少ないとは思いますが、それにしても無料というのは驚きです。 |
保険料の試算方法と申込方法
公式サイト(保険料試算&ネット申込ページ) で試算と申込ができるようになっています。 ◆本当に非喫煙者かどうかチェックはするのか? 私が2018年頃にこの保険に加入したときは、棒付きキャンディーのようなものをなめて、喫煙者かどうかを確認するテストがありました。 けれど現在の公式サイトを見るに、インターネット申込にあたって必要なものは、3点のみとなっています。 ・メールアドレス となると、タバコを吸っているかどうかのテストはどうやっているのか? FWD生命に確認してみたところ、必ず実施しているわけではないが、一部の方にランダムに検査キットを送付して、テストをお願いしている とのことでした。ただテストがなかったとしても、正確に告知 (保険会社からの質問に回答すること) をしておかないと、いざというときにお金を受け取れないケースもあります。 |