ソニー生命学資保険 vs オリックス生命終身保険 2017年4月版

記事更新日:2017.4.27


学資保険の代わりとして終身保険に加入する方法
で詳しく解説しているとおり、低解約返戻金型終身保険は学資保険の代用になります。
では、本家の学資保険と終身保険ではどちらが学資保険として有効なのか?


・学資保険評価ランキング上位のソニー生命学資保険

低解約返戻金型終身保険の中で返戻率の高いオリックス生命RISE


を比較してみました。

※別の条件で比較すれば別の結果が出るかもしれませんので、参考程度に見てみてください。(^^;)


比較

37歳の男性が0歳の子供の将来の学費のために加入するとします。


ソニー生命学資保険

プランタイプはⅡ型を選択します。この場合、月払保険料8,720円を18年間払うと、子供が18歳の時に満期学資金200万円を受け取れます。大学入学費用に備えるには最適なプランです。
クレジット払いは初回保険料のみ可能ですが、ここでは考慮しないことにします。


オリックス生命RISE

死亡保険金200万円、保険料払込期間18年(55歳満了)で加入します。月払保険料は7,754円ですが、クレジットカード払いが可能なためポイント還元率1.2%のリクルートカードを使用したとすると、実質的な月払保険料は7,661円になります。
この月払保険料を55歳まで払い、払い終わった直後に解約すると解約返戻金170万円程度を受け取れます。こちらも大学入学費用に備えるには最適なプランです。


整理すると下の表のようになります。


ソニー生命学資保険 オリックス生命RISE
プラン Ⅱ型
・満期学資金200万円
・死亡保険金200万円
三大疾病時保険料払込免除特約なし
契約者 父親(37歳)
被保険者 父親
こども こどもが0歳時に加入
月払保険料 8,720円 実質7,661円
保険料払込期間 18年(55歳まで)
保険料総額 1,883,520円 1,654,776円
受取額 200万円
18歳時に受け取れる満期学資金
170万円
18歳時に解約して受け取れる解約返戻金
利益 ②-① 約11.6万円 約4.2万円
返戻率 ②÷① 106.2%
102.5%
運用利率(年利)※ 0.66%
0.30%
契約者(親)が
亡くなってしまった時

以後の保険料の支払が免除になる。
免除額の範囲は0~約188万円。

死亡保険金200万円を遺族が受取可能

※銀行の金利と比較できるようにするため、管理人が保険料等から独自に算出したものです。



まとめ 貯蓄重視なら学資保険。保障重視なら終身保険。

上記のとおり、学資保険のほうが返戻率が高いため貯蓄力は1枚上と言えます。
ただし終身保険には学資保険にはないメリットがあります。


契約者(父親)が亡くなってしまった時

学資保険は契約者が亡くなってしまった時、以後の保険料の支払が免除になるだけです。上記例の場合、例えば加入してから10年後に亡くなってしまったら、残りの8年分の保険料(約84万円)の支払いが免除になります。

それに対し終身保険は、いつ亡くなってしまった場合でも死亡保険金200万円を遺族が受取可能です。この点では終身保険のほうが有利といえます。



契約者(父親)がガンなどの三大疾病になってしまった時

学資保険はこのソニー生命も含め、ガンなどの三大疾病になってしまった時には以後の保険料の支払いが免除にならないものがほとんどです。
それに対し終身保険は、多くの会社が加入時に
三大疾病時保険料払込免除特約・・・あり
というプランを選択できます。こうしておけば、三大疾病で所定の状態になってしまった場合、以後の保険料の払込が免除になります。
ただしその分だけ保険料は上がり返戻率は低下します。

今回のオリックス生命の保険もこの特約があります。
(オリックス生命では特定疾病保険料払込免除特則という名称)
この特約をありにした場合は返戻率が98%程度まで下がります。



以上のとおり、学資保険は貯蓄重視、終身保険はそれに比べると保障重視になっているわけです。
私は学資保険の種類のページで記載のとおり、個人的には学資保険は貯蓄重視のほうがよいのではと思っていますが、価値観は人それぞれです。実際、ガンなどの重病になってしまうと以後の保険料の支払いが困難になるケースもありますので、それを心配されるのであれば終身保険を検討する価値もあると思います。

まとめると、貯蓄重視でなるべくお金を増やしたいなら学資保険、保障重視で三大疾病になってしまっても確実に学資金を準備したいのであれば終身保険を検討されるのがよいと思います。


◆参考リンク

学資保険の選び方の結論