学資保険の選び方の結論 2017年11月版

記事更新日:2017.11.28

JA共済と日本生命のどちらかを推奨

2017年11月に、それまで返戻率が断トツで高かったソニー生命の学資保険がついに値上げされ、返戻率が大きく低下してしまいました。

その結果、学資保険評価ランキングのとおり、返戻率が100%を超え、かつ配当があるためにインフレにも比較的対応な


JA共済の「こども共済 学資応援隊」
日本生命の「ニッセイ学資保険」


の2つが、学資保険としては最有力候補となったと思います。
ですので学資保険を検討される場合は、この2つの見積りを取った上でどちらかにされるとよいと思います。この2社の特徴を以下に記載しますので、よかったら選ぶ時の参考にしてみてください。

また、どちらにしてもお金を増やす力をほとんどないため、私は学資金の準備は
学資保険とNISAの併用
を推奨しています。詳しくはNISAコーナーを読んでもらえればと思います。


JA共済の学資保険「こども共済 学資応援隊」の特徴

・掛金を年払(年に1回まとめて払う)にした場合の割引率が高いため、年払だと返戻率が高く有利。逆に言えば割引がない月払(毎月払う)だと掛金が高いため、返戻率も大きく下がり不利。月払なら日本生命のほうが一般的に有利。

・共済金額(受取総額)が100万円プランだろうが300万円プランだろうが、返戻率が変わらない。

全期前納(加入時に将来の掛金をすべて払ってしまう)が可能。ただし割引率があまり高くないので推奨はしません。

・「共済掛金払込免除不担保特則あり
にすると、契約者(親)が亡くなってしまったり所定の障害状態となってしまった場合でも、以後の掛金の支払が免除にならなくなる。その代わり、健康状態に不安がある方
(例えば血圧が高かったり、過去に重病になられたことがある方)
でも契約者になれるため、そのような方が加入したい場合は向いている。
もっとも契約者が亡くなってしまった時に以後の支払が免除になるのは学資保険の大きな特徴でもあるので、可能な限りはこの特則はつけないことを推奨。

※ややこしいですが、公式サイト上で保険料の見積りをする場合は
共済掛金払込免除の保障あり
にすると、
共済掛金払込免除不担保特則なし
になるため、このようにして見積りをとるとよいと思います。



・ 中学校の学費だけに備える中学プランを作成可能。
例えば、「11歳・12歳・13歳・14歳」の4回、1回につき50万円、総額200万円を受け取るプランが作成可能。

・ 同じく高校の学費だけに備える高校プランを作成可能。
例えば、「15歳・16歳・17歳・18歳」の4回、1回につき50万円、総額200万円を受け取るプランが作成可能。

・同じく大学の学費だけに備える大学プランを作成可能。
例えば、「18歳・19歳・20歳・21歳・22歳」の5回、1回につき50万円、総額250万円を受け取るプランが作成可能。

・毎年受け取る年金が同額の基本型と、1年目だけが高額になっている入学準備型を選択可能。例えば大学プラン入学準備型であれば
「18歳の時は100万円」
「19歳・20歳・21歳・22歳の4回は37.5万円ずつ」
総額250万円を受け取るプランを作成可能。

・どのプランでも最短で11歳までにすべての掛金(保険料)を払いきってしまうことが可能。それより短期間に払いきってしまいたい場合
(例えば5年間で払いきってしまいたい場合)
は日本生命を推奨。

・クレジットカード払いが可能。ただしこちらのページのとおり、クレジット払いに対応している窓口はまだまだ少ないようです。

・プランにもよるが、最長で子どもが12歳まで加入可。

・パンフレット等には年金受取プラン
(学資金を4~5年で分割して受け取るプラン)
しか記載されていない。しかしやや強引ですが、保険料をすべて払いきった後に解約して解約返戻金を受け取れば、一括で受け取ることも可能。例えば5年かけて毎年60万円ずつ総額300万円受け取るかわりに、解約して一括で295万円を受け取る・・・といったことが可能。


日本生命のニッセイ学資保険の特徴

・最短で5年間ですべての保険料を払いきってしまうことが可能。よって
「住宅ローン控除期間中に払いきってしまいたい」
といった方に適している。

・基本保険金額100万円以上のプラン(受取総額300万円以上のプラン)
だと返戻率が最も高くなる。
逆に言えばそれより低いと返戻率も低くなるため、例えば受取総額200万円くらいのプランで考えているのであればJA共済のほうが一般的に有利。

こども祝金なし型は大学学費のみに備えるプラン。
例えば基本保険金額100万円プランの場合、
「高校3年時のみ100万円」
「大学1年・2年・3年・4年の4回は50万円ずつ」
で、総額300万円を受け取れる。

こども祝金あり型は大学学費に加え、小中高の入学費にも備えるプラン。
例えば基本保険金額100万円プランの場合、
「小・中・高の入学時に20万円ずつ」
「高校3年時のみ100万円」
「大学1年・2年・3年・4年の4回は50万円ずつ」
で、総額350万円を受け取れる。

・クレジットカード払いは不可。

・プランにもよるが最長で子どもが6歳まで加入可。

・パンフレット等には年金受取プラン
(学資金を5年で分割して受け取るプラン)
しか記載されていない。しかしやや強引ですが、保険料をすべて払いきった後に解約して解約返戻金を受け取れば、一括で受け取ることも可能。例えば5年かけて総額300万円受け取るかわりに、解約して一括で295万円を受け取る・・・といったことが可能。

・管理人も加入しているのですが、加入してから
「契約内容のご確認のため自宅を訪問したい」
という電話が年に1度はかかってくるようになりました。他の保険を売ってきそうなので忙しいのを理由に断っています・・・。