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iDeCoに加入後のシミュレーション4

記事更新日:2017.10.27

いくら利益が出たか?運用利率は?

それでは今回の伊藤さんが、35歳でiDeCoに加入後、毎月掛金を拠出しつつ定期預金プランで25年間運用し続け、60歳時に老齢給付金を一時金で受け取ったとして、この間でいくら利益が出たのか?運用利率はどれくらいだったのか?
を見ていきたい。
ういす。えーと、現時点でわかっているのは、


1年あたりの掛金
276,000円

1年あたりの節税額
41,400円

1年あたりの継続手数料
2,000円

60歳時に一時金で受け取った老齢給付金
700万円


だね。他になにかかかる手数料とかあるのかな?
ああ、少しだけある。
初期手数料3,000円くらい、最後に一時金を受け取る時にも振込手数料が400円くらいかかる。整理すると以下のとおり。


出費 入金
初期手数料 3,000
掛金(25年分) 6,900,000
節税額(〃) 1,035,000
継続手数料(〃) 50,000
老齢給付金 一時金 7,000,000
振込手数料 400
合計 6,953,400円 8,035,000円


なるほど。ということは


利益
=8,035,000-6,953,400
1,081,600円

返戻率
=8,035,000÷6,954,0001
115.5%


だね。
ありがとう。
続いて運用利率(金利)。今回の伊藤さんの毎年の掛金は276,000円だけど、
節税額(年間41,400円)と継続手数料(年額2,000円)
を考慮すると、実質の毎年掛金は


実質の毎年掛金
=276,000-41,400+2,000
236,600円


この実質の毎年掛金を運用利率a%で25年間運用した結果、老齢給付金(700万円)になったとして計算すると、運用利率は1.27%になる。


出費 入金 利益(イ-ア) 返戻率(イ/ア) 運用利率
6,954,400円 8,035,000円 1,080,600円 115.5% 1.27%


うーん、この数字はいいのか悪いのかどうなんだろう?


リスクのある運用に気軽に挑戦できるのがiDeCoの最大のメリット

正直に言って、悪くはないけれど特別良くもない数字だと思う。
今回の例と近い条件で低解約返戻金型終身保険個人年金保険の上位の保険に加入すると、返戻率も運用利率もだいたい同じくらいになる。

やはり25年間ずっと超低金利の定期預金プランで運用した場合だと、運用収益がほとんど出ないので、この程度の数字にしかならないのかなと思う。利益の大部分は節税によるものだからね。
なるほど。でも逆に言えば、節税の利益だけで終身保険や個人年金保険の上位と匹敵するだけの返戻率になっていると考えるとすごいよね。
そうだね。
今回は節税だけで約103万円も利益が出ている。これを言い換えると


投資信託などのリスクのある運用を行って103万円分の損失を出してしまったとしても、まだチャラになるだけ!


つまり、運用は初心者の方でも、あらかじめハンデを103万円ももらっているわけだから気楽に挑戦できる。これがiDeCo最大のメリットなのでは?
と個人的には思う。
なるほど。じゃあぜひ挑戦しないとだね。
そうだね。
ということで次のページからはいよいよ実践編へ。

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11/13
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(10月下旬に米国株まで大暴落するなど不調が続いています・・・)
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