家計にやさしい収入保障 評価
記事更新日:2019.4.6
評価データ
総合 評価 |
販売時期 | 非喫煙者 割引 |
保険料 の安さ |
三大疾病時 保険料払込 免除特約※ |
保険金受取方法の自由度 | ||
全額 一括受取 |
一部 一括受取 |
残金 一括受取 |
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2019年1月~ | あり | ![]() |
![]() あり(有料) |
![]() 可能 |
![]() 可能 |
![]() 可能 |
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2018年4月~ | あり | ![]() |
![]() あり(有料) |
![]() 可能 |
![]() 可能 |
![]() 可能 |
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2016年8月~ | あり | ![]() |
![]() あり(有料) |
![]() 可能 |
![]() 可能 |
![]() 可能 |
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2014年6月~ | あり | ![]() |
![]() あり(有料) |
![]() 可能 |
![]() 不可 |
![]() 可能 |
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~2014年5月 | あり | ![]() |
![]() あり(有料) |
![]() 可能 |
![]() 不可 |
![]() 可能 |
※この保険では特定疾病保険料払込免除ワイド特則という名称
パンフレット (保険料表あり) |
契約概要 | その他 | リビング ニーズ 特約 |
・2019年1月版 ・2018年4月版 ・2016年8月版 ・2014年6月版 ・2013年4月版 |
・2018年4月版 ・2016年8月版 |
・公式サイト ・特定疾病保険料払込免除ワイド特則について (2018年4月) ・2016年8月リニューアル告知 ・収入保障保険評価ランキング |
![]() あり |
評価コメント
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家計にやさしい収入保障 は、被保険者が 「亡くなってしまった時 or 高度障害状態となってしまった時」 に、遺族が保険金を年金や一時金で受け取れる収入保障保険です。 配当や解約返戻金がない保障重視の掛け捨ての保険です。 保険料は保険期間満期まで上がることはありません。 (参考リンク:収入保障保険とは?) 元々コストパフォーマンスのよい保険でしたが、2018年4月、2019年1月と立て続けに保険料が値下げされ業界最安クラスとなりました。ただそれでもいくつかの条件で比較した結果ですと、FWD富士生命の収入保障保険が1番安かったです。富士生命強いです。 また、上皮内ガンと診断された時でも以後の保険料が免除になるなど 三大疾病時の保険料払込免除特約 (この保険では特定疾病保険料払込免除特則ワイドという名称) の要件も優れています。 年金月額を何度でも一部一括受取できるなど、保険金受取方法の自由度も高いです。 収入保障保険を検討中の方は、この保険の見積もりもぜひとって他社と比較されるとよいと思います。 (推奨プランはこちら) 見積もりは公式サイトにて可能です。申込は来店型保険ショップや銀行(三菱東京UFJ銀行など)の窓口からとなるようです。 |
特定疾病収入保障特則について
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この保険は、三大疾病で所定の状態となってしまった際、以後の保険料の支払が免除になる特約だけでなく、年金を受け取れるようになる特約 (この保険では特定疾病収入保障特則という名称) や一時金を受け取れる特約 (この保険では特定疾病一時金特約という名称) もあります。 しかし個人的には、年金や一時金を受け取れるようになる特約は推奨できません。免除になる特約だけで十分だと思います。理由は、がん保険と保障が被ることと、合理性が低いと思うからです。 例えば30歳男性のAさんが以下のように契約したとします。 ◆契約例 このAさんが40歳時点で早期のガンと診断され、手術をして1ヵ月で職場復帰したとします。 この場合、払込免除特則により以後の保険料の払い込みが免除になります。 更に収入保障特則により、年金を受け取れるようになります。年金月額が15万円、年金種別は5年確定年金ですので、Aさんはそれから5年間、毎月15万円を受け取れることになります。15万円を5年間(60ヵ月)ですから受取総額は900万円にもなります。 しかし、1ヵ月で職場復帰できたのであれば、なにも900万円も必要ないはずです。完全に過大保障です。 保険というのはなるべく合理的なものほどよいと私は考えています。つまり100万円必要になったら100万円、200万円必要になったら200万円を受け取れる。このような保険が合理的な保険です。 ですのでこの特約は合理的とは言えません。 合理的な保険ほど保険料も安価ですが、この特約は合理的でないため保険料もとても高額です。今回のAさんの場合、収入保障特則の特約保険料は月払で4,500円程度です。ここまで出す価値がある特約とは思えません。 なお年金種別は5年確定年金以外に、1年確定年金 (1年間だけ年金を受け取れる) や有期年金 (Aさんのケースなら生存している限り60歳まで年金を受け取れる) があります。 しかし1年確定年金では治療期間が長期になってしまった時に対応できません。有期年金はその逆で、治療期間が短期であった場合は5年確定年金以上に不必要に高額な年金を受け取ることになります。 以上から、がんの保障はやはりがん保険に任せるほうが個人的にはよいと思います。がん保険は一般的に、治療期間が長くなれば給付額も大きくなるという、まさに合理的にできていますから。 また、がん以外の三大疾病(心筋梗塞と脳卒中)の保障は、こちらのページのとおり個人的には必要性が低いと考えていますが、それでもやはり保障がほしいという場合は、 「心筋梗塞や脳卒中でも一時金を受け取れるガン保険」 といえる朝日生命のスマイルセブンSuperを推奨したいと思います。 |