年金はいくらもらえる? (片働き夫婦・自営業)
記事更新日:2018.10.1
年金だけでは不足額が大きい
老後の年金はいくらもらえるか?今日は夫が自営業者の片働き夫婦の例をみていくよ。 | |
ういす。 | |
年金は原則65歳から受給開始となる。では65歳の同い年の夫婦が平均余命(男性84歳、女性89歳)まで生存した場合、いくら年金を受け取ることができるか?下の表にまとめたので参照してほしい。 ※65歳の平均余命(あと何年生きられるか)は男性が約19年、女性が約24年。厚生労働省のサイトより。 ◆夫 |
年齢 | 夫の月収 | 妻の月収 | 夫婦合計月収 | |||
老齢基礎年金 | 合計 | 老齢基礎年金 | 老齢厚生年金 | 合計 | ||
65~84 | 65,000 (※1) |
65,000 | 65,000 | 7,000 | 72,000 | 137,000円 |
85~89 | - | - (※2) |
65,000 | 7,000 | 72,000 | 72,000円 |
※1 老齢基礎年金はその年によって前後しますが近年は65,000円程度で推移しています。
※2 上の例は夫が先に亡くなってしまったケースですが、もしも妻が先に亡くなってしまった場合、 夫はそれまでと同じ月収(約65,000円)を以降も受け取り続けることが可能。
うーん、老後の月収は将来的には 単身者:月収16~21万円くらい |
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そうだね。 自営業者が加入を義務付けられているのは国民年金のみ。 (会社員は国民年金+厚生年金) けれど現実には、国民年金から受け取れる年金 (正式名称は老齢基礎年金) だけでは上記のとおり全然足りない。なので自主的にその他の備えが絶対必要になる。 というか、老齢基礎年金は近年はだいたい65,000円前後で推移しているけど、この金額設定はそもそもありえないと思う。生活保護費 (自治体や条件により異なるが、多くのケースでは1人月額10~12万円程度給付される) よりも低く設定するなんて、政府は何を考えているんだと小一時間・・・ |
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あーストップストップ!そのあたりの話をしだすとまた止まらなくなっちゃうよ。 | |
ごめん、ついつい。 では上記の例の夫婦の場合、国民年金だけでは不足する分をどうカバーしていくか。それを次回から見ていくよ。 |