若者向けの定期医療保険は比較的加入価値あり

記事更新日:2014.8.5

医療保険は絶対悪ではない

なんで先生は医療保険に加入しているの?
あれだけ健康保険がすごいからとかなんとか言ってたのに・・・。
そうだね。
これまで否定してたのになんだけど、医療保険は絶対悪ではないんだ。
なぜならなんだかんだ言って保険は安心を手に入れるものだからだ。
抽象的すぎてわかりません!
ごめんごめん。
これは以前、自分が営業マンをやっていた時の話なんだけど、実際に入院をして医療保険を使用したお客様がよくこう言っていたんだ。

「入院した時は気分がやはりとても落ち込みました。そんな中、医療保険のおかげで家族に臨時の出費をかけさせなくていいという安心感がだいぶ気分をほっとさせてくれました。」
おお~!!
いくら理論上は医療保険は有効な保険ではないとわかっていても、やはりいざ入院した時には
「入っていてよかった」
と思うことも多いものなんだ。

この「入っていてよかった」が保険の真骨頂。
そう思えるなら加入する価値があるということだ。
なるほどねえ。じゃあやっぱり加入しておいたほうがいいのかなあ・・・?
最終的には個人の価値観次第だと思う。

ただし保険だけで一生涯の医療費を完全にカバーすることは難しいので、カバーできるだけの貯金を結局は作っていかなければいけない。なので、家計の妨げになってしまうくらい保険料の高い医療保険に加入してしまってはいけない。

老後に向けての貯蓄方法と保険選びで詳しくは記載しているけど、現役時代にしっかりと老後(一般的に定年退職後)に向けての貯蓄をしていき、老後も一定以上の月収をキープできるようになれば、老後の医療費や介護費は月収だけで十分カバーできる。そうなってしまえば保険はもはや必要なくなる。
なので個人的には、医療保険は加入するにしても

老後になるまでの若い時期だけ加入する

のがよいと思う。これは保険の本質面から見ても有効だと思う。
どういうこと?
このコーナーの最初のほうで、
起きる確率が高いことには保険は有効ではない
って言ったのを覚えてる?
うん。入院や手術をすることになる確率は高いから医療保険は有効じゃないって。
そうだね。
でも例えばだけど、50歳までにガンになってしまう人ってどれくらいいると思う?
うーん、10人に1人くらい?
答えは30人に1人くらいだ。(国立がん研究センターのHPより
そうなんだ。思ったよりも少ないかな・・・。
そうだね。ガンに限らず、残念だけどやはり圧倒的に高齢者ほど病気になってしまう確率が高いってことだ。逆に言えば、若い人は入院する確率は低い。
ん?起きる確率が低いことに対して保険は有効だったよね?ということは?
そう、若者向けの医療保険なら保険として比較的有効ということだ。


保険期間 保険期間内に入院や
手術をする確率
保険として
有効か?
終身医療保険
(終身タイプの医療保険)
亡くなるまでの一生涯をカバー 高い 無効
若者向けの定期医療保険
(定期タイプの医療保険)
若い時期だけをカバー 比較的低い 比較的有効
高齢者向けの定期医療保険
(定期タイプの医療保険)
高齢期だけをカバー 高い 無効


なるほど。若者向けって具体的には何歳?
個人的には60~65歳くらいまでと考えている。
それまでであれば保険料が安いので、保険として比較的有効だと思うし価値がある思う。

ただしそうは言っても各種保険のかんたんな解説と評価で記載のとおり、ガン保険と比較してしまうと医療保険は価値が劣る保険だと思う。なのでガン保険を優先的に検討し、医療保険は安価なプランにお守り程度に加入するくらいにしておくのがよいと思う。
なるほど。じゃあ具体的にどの会社の保険がおすすめなのかな?
それを次のページで見ていくよ。


ポイント

医療保険に加入するのであれば、老後になるまでの若い時期だけ加入することを推奨。
若者向けの定期医療保険は保険料が安く保険として比較的有効。