来店型保険ショップへ行く時の注意点とメリット・デメリット
記事更新日:2019.6.12
このページの内容 |
主な来店型保険ショップ
ほけんの窓口 | ・公式サイト ・取扱保険会社 |
保険見直し本舗 | ・公式サイト ・取扱保険会社 ・管理人体験談 |
保険デザイン | ・公式サイト ・取扱保険会社 |
保険ほっとライン | ・公式サイト ・取扱保険会社 |
ほけんの110番 | ・公式サイト ・取扱保険会社 |
ほけん選科 | ・公式サイト ・取扱保険会社 |
保険テラス | ・公式サイト ・取扱保険会社 |
みつばちほけん | ・公式サイト ・取扱保険会社 |
来店型保険ショップとは?
多数の保険会社の保険を扱っており、それをお客に販売し保険会社から手数料を得ることで収入を得ているお店です。 ドコモ、au、ソフトバンクなどの携帯電話を販売し、携帯電話会社から手数料収入を得ている携帯ショップ(携帯代理店)の保険バージョンという感じです。 |
保険ショップによって保険料に差はある?
結論から言ってしまうとありません。 食料品や家電などであれば店によって差がありますが、保険の場合は 同じ商品の同じプランであれば、ネットでも保険会社直営の代理店でも来店型保険ショップでも、保障内容や保険料は全く同じ です。 |
メリット 店員は知識豊富な人が多い。また勧誘がそれほどしつこくない。
情けない話ですが、私が昔働いていた保険代理店は、それほど保険の知識がない人ばかりでした。大手の生命保険会社の営業マンや生保レディも、失礼ですがあまり知識がない方が多いという印象があります。なかば気合いだけで売っているような人も多いと思います。 その人達と比較すると、保険ショップの店員はさすがにフィナンシャルプランナー(FP)の資格を持っている人が多いためか、保険や経済などに対する知識はとても豊富な方が多いです。ですのでその豊富な知識を活かし、生保の営業マンではまず出てこないようなウルトラC案を出してくれることも珍しくないようです。 また、これは私が実際にこれまでにいくつかの保険ショップを利用した限りの経験談ですが、生保の営業マンなどと比較すると勧誘はしつこくないです。店舗にいる間はそれなりに強く営業トークをかけてくる方もいましたが、店舗から帰宅してしまえばもう大丈夫です。生保の営業マンは催促の電話がバンバンかかってきたり自宅まで押し掛けてきたりといったことがざらのようですが、そういうことはありません。 |
デメリット 利益重視の悪徳な店員がいる
多くの店舗が無料相談や中立・公平をアピールしていますが、保険ショップはボランティアではありません。あくまで保険を売って手数料収入を得ているお店です。 ですので残念ながら利益重視の悪徳な販売員も少なからず存在します。 私が今まで相談を受けてきた中でも、明らかに手数料収入重視で不必要な保険を勧めてきているケースが多々あります。 ということで結論です。↓↓ |
結論1 ある程度知識を持ってから相談にいく
私は昔、はじめてアパートを借りに不動産屋に行った時、周りの相場などを一切調べずに行ってしまい、まんまと相場よりも遥かに割高な部屋を契約させられてしまったことがあります。 「何も知らない若造がきた~!( ̄ー ̄)ニヤリッ」 ということで、不動産屋からすればまさにカモがネギをしょってきた状態だったと思います。 保険もそれと同じです。 「相談だけなら無料だから」 と軽い気持ちで知識ゼロで行ってしまうと、悪徳な店員の餌食になりかねません。 「タダほど高いものはない」 という慣用句のとおりです。ですので生命保険にはどんな種類があってそれぞれどんな保険か、ざっくりと把握してから向かったほうがよいと思います。 といっても保険は本当に難しいですのでざっくり把握するだけというのも簡単ではないと思いますが、一応下記の参考リンクが役に立てるかもしれませんので、よかったら参照してほしいと思います。 ◆参考リンク ・資産運用方法のまとめ ・各種保険のかんたんな解説と評価 |
結論2 安易に個人情報は出さない
これも私がこれまでにいくつかの保険ショップを利用した限りの体験談ですが、どのショップも、 「まずアンケートを記入お願いします。」 とか 「保険料の算出に必要ですので」 などと言って、すぐに生年月日などの個人情報を聞いてきます。しかし保険に加入する時には詳細な個人情報の開示が必要なので仕方ありませんが、加入前の段階ではなるべく個人情報を出さないようにすべきです。相談にあたって開示せざるを得ない情報と最低限の連絡先(電話番号)くらいだけに留めるべきです。特に ・自分の名前の漢字 は開示を控えましょう。 自分の名前は名字だけ、フルネームが必要であればひらがなで代用。 家族は名無しで「妻」とか「長男」という書き方で十分。 住所なんか相談の段階ではもちろん不要です。 生年月日は確かに保険料の試算だったり加入可能年齢を確認するためにある程度情報が必要なのですが、何月何日までは必要ありません。私も営業マン時代、保険の相談を受けた時に年齢は尋ねていましたが、何月何日までは聞いていませんでした。 「お歳はおいくつですか?誕生日がこれから2ヶ月以内ですか?」 というように聞いていました。誕生日が近いと契約年齢が1歳上がってしまう可能性があるので、その点だけ確認できればまずは十分だったからです。 これらの情報の開示を断ってもしつこく聞いてきたり嫌な顔をする担当者であれば、もうその時点で願い下げでも構わないと思います。 |
最後に
コンビニだろうが不動産屋だろうがどんな業界でも同じだと思いますが、結局は店員の質はピンキリです。良心的な担当者にあたればよいですが、そうでない担当者もいます。 ですがコンビニであれば多少態度が悪い店員から購入しても代金がその店員に支払われるわけではありませんが、保険ショップで契約するということはその店員に営業成績に直結してきます。それを考えると、自分が本当に気持ち良くお金を出せる担当者から加入したいものです。 担当者が残念ながらそのような人でない場合は、他の店舗からの加入なども検討されるとよいと思います。 |