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通常NISA 海外ETF購入時のシミュレーション1

記事作成日:2017.10.3

手順1 住信SBIネット銀行で円をドルに交換

では前ページで取り上げた

「投資信託やETFで高確率プラス運用狙い」

を実践した時のシミュレーションをしてみたいと思います。
ういす。
私は実際に購入する時はこちらのページのとおり複数の米国ETFを分散購入しようと思っているけど、このページはあくまでシミュレーションなので、以下の仮の条件でシミュレーションしてみたいと思う。


◆シミュレーション条件

使用口座:SBI証券の通常NISA口座
為替レート:1ドル100円で常時推移したと仮定
購入銘柄:米国ETFのVOO(バンガード・S&P500 ETF)
購入日時:2018年1~2月にかけて購入(詳細後述)
購入時のVOOの基準価額及び市場価格:1口250ドルと仮定
購入額:100万円(1万ドル)で40口購入する
分配金:年利回り2%で常時推移したと仮定
値上がり益:基準価額が年4%上昇していったと仮定

ふむふむ。VOOって前ページで出てきた、アメリカの主要500社の株価指数(S&P 500)の値動きに連動する米国ETFだったよね?
そうだね。
米国ETFを購入する時は、まず円をドルに換えないといけない。その際には為替手数料がかかるけど、SBI証券と同じSBI系列の住信SBIネット銀行であれば1ドルあたり4銭しかかからない。今回は100万円を1万ドルに換えるので、その際の為替手数料は

4銭×1万ドル=400円

となる。
これは安いの?
他の証券会社だと1ドルあたり25銭くらいかかることが多いので、かなり安いと思う。なので通常NISAで海外ETFを購入するのであれば、
SBI証券&住信SBIネット銀行の組み合わせがおすすめ
です。


※ちなみに同じSBI証券でFXの現引を使えば1ドルあたり1銭と更に安いのですが、手続き時には交換額
(今回なら100万円)
を超える現金を用意しなければいけないようですので、今回は住信SBIネット銀行を利用する方法を取り上げました。



住信SBIネット銀行で円をドルに交換したら、それをSBI証券の口座に移す。これは私もやったことがあるけど、同じ系列ということでネット上の操作だけでほぼリアルタイムに移すことができる。
へえ、便利だね。
そうだね。最近はやってないけど、便利すぎてオプションとか先物で調子に乗って遊んじゃって、けっこう損しちゃったこともあるので要注意を・・・。


手順2 ETFの購入は個人的には短期間の中で分散して行うのがよいかと・・・

さて、今回は購入時の基準価額及び市場価格が1口250ドルという仮定なので、100万円(1万ドル)で40口購入します。

SBI証券の場合、海外ETFを買付したり売却する時は手数料
(5~20ドル。SBI証券公式サイトより。)
が本来かかるんだけど、NISAの場合に限り買付手数料は無料となっている。
(売却時は有料)
これは安いの?
安いね。
同じレベルの安さは、楽天証券マネックス証券などごくわずかしかない。
なるほど。たしかに買付手数料無料ってことは、各々のペースで余裕がある時に1口、2口と購入していって、最後に一括でドカンと売却すれば、売却時の手数料
(20ドル=2,000円)しかかからないってことだもんね。
そうだね。
今回のシミュレーションでは


購入時の基準価額は1口250ドル(変動しない)


という仮定なので、複数回に分散して購入する必要性はないけど、私も実際に購入する時になったら40口を一括でなく何回かに分散して購入しようと思っている。
こうすることでいわゆるドルコスト平均法に近い効果が得られる。
(ETFは金額指定購入ができないため、完全に同等の効果は得られませんが・・・)
山崎元先生がコラムの中で仰っているとおり、


・十分な運用資金がある場合、ドルコスト平均法は機会損失につながる。

・300万円投資する場合に、100万円ずつ3回に分けて投資するといった投資の時間分散が合理的でない


というのは数学上は正しいと思う。
けど偉大な先生に立てつくようで恐縮だけど、私はやっぱり
何回かに分けて投資するほうがいいのでは?
と思う。理由は、
為替や株価、ETFの基準価額は、ほんの短期間でもかなり変動しうるものだから
買付手数料は無料なので何回に分けようが手数料が増えることはないしね。
なので下の表のように、短期間の中で分散するとよいんじゃないかなと思う。


◆通常NISA口座でETFを40口購入する場合
購入パターン 有利不利
40口を一括購入する 数学上は1番有利
短期間の中で分散購入する
(例:毎週5口ずつ8週間かけて購入する)
これがベストかなと思いますがどうでしょう・・・
長期間かけて分散購入する
(例:毎月1口ずつ40ヵ月かけて購入する)
これは山崎先生も仰る通り機会損失でしかないと思います。


うーん、難しいなあ。
いやほんとに難しいし、結局どれがベストだったかなんて結果論だしね。
けどせっかくの機会なので、私は2018年1月から2月にかけて、この短期分散パターンで購入してみたいと思います。


手順3 分配金の受け取りと米国での源泉徴収10%

米国のETFは分配金を年に2~4回受け取れるものが多い。今回の購入銘柄であるVOOも年4回受け取れる。今回の分配金の年利回りは2%で常時推移したと仮定している。そして購入時(2018年)の基準価額は40口で1万ドル。よっておおよそだけど、


1年目の分配金(年4回の分配金の合計): 1万ドル×2%=200ドル
1回あたりの分配金: 200ドル÷4=50ドル


となる。
ETFを持っているだけで、年に4回も50ドル(5,000円)をもらえるの?すごいじゃん!
そうだね。ETFはたくさんの株がセットになったもの。株を持っていると配当をもらえるのと同じく、ETFを持っていると分配金を受け取れるわけだ。
なるほど。なんかおこづかいみたいでいいね。5,000円あったらちょっと贅沢な外食ができるもんね。
そうだね。投資で得たお金で外食なんて最高だよね。
けれど人によっては


年4回の分配金なんて出してくれなくていいから、その分も再度運用に充ててなるべく増やしてほしい!


という人もいると思う。
たしかに。もしかしてそれもできるの??
ETFはできない。なので分配金を一度受け取ったあと、再度自分で同じETFを買い増しするしかない。
うーん、なんかセルフサービスって感じでめんどくさそうだなあ。
だよね。
ところがインデックスファンド(上場のもの)であれば、それができるんだ。というより、ほとんどのインデックスファンドは分配金を自動的に再度運用に回すようになっているため、分配金そのものを顧客には出さないようになっている。


分配金の受け取り方
インデックスファンド上場のもの)
自動的に再度運用に回されるため、顧客が受け取ることはほとんどない。
ETF(上場投資信託)
米国ETFの場合、年に2~4回受け取れるものが多い。


なるほど。
じゃあおこづかいがあったほうがいい人はETF、なるべく増やしたい人はインデックスファンドのほうがいいのかな?
そうだね。
そういう視点で選ぶのもアリだと思う。

そして話を戻すけど、NISAは日本独自の非課税制度だ。
なので残念ながら、米国ETFの分配金に対する米国での税金
(源泉徴収10%
は免除にならない。
マジで?
ってことは分配金が50ドル出た時は、10%が米国で源泉徴収されるから45ドル(4,500円)しか受け取れないってことか。NISAは非課税制度と言っておきながらなんかなあ・・・。
そうだね。整理すると以下の通り。


◆米国ETFの分配金と値上がり益にかかる税金
通常の証券会社の口座の場合
分配金 米国での源泉徴収10%が引かれた金額に対し
更に日本で20%が課税される。※1、2
値上がり益 日本で20%が課税される
NISA口座の場合
分配金 米国での源泉徴収10%は免除にならない。
日本での20%課税は免除。
値上がり益 非課税

※1 二重課税となるため、確定申告をすれば米国での源泉徴収額の還付を受けられることがある。詳細な条件や還付可能額の計算は複雑すぎるため割愛します・・・。
※2 具体的な計算例がSBI証券公式サイトに掲載されています。


なるほど。こうやって比べてみると、分配金の米国での源泉徴収10%こそ免除にならないとはいえ、非課税となる部分も多いからNISAのメリットは大きそうだね。確定申告して還付をどうこうなんて大変そうだし難しそうだし。
そうだね。
正直、私もNISAじゃなければ海外ETFに手を出すなんてしないと思う。

さて、通常NISAの非課税期間は5年間。では今回の2018年に購入したVOOが非課税期間終了時にどうなったかを次ページで

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