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iDeCo 年金のおすすめの受取方法

記事作成日:2018.10.20

会社員と公務員の方は終身年金はなるべく選択しないことをおすすめします

iDeCoも個人年金保険も、一般的には老後までお金を積み立てていき、老後になったらそれまでに積み立てていたお金を一時金
(一括でまとめて受け取る)

年金
(分割で受け取る)
で受け取ることができる。

そして年金で受け取る場合、iDeCoはこちらのページで取り上げていたように
終身年金
(生存している限り一生涯受け取り続けられる年金)
を選択できる。

個人年金保険も、終身年金で受け取るプランを加入時に選択しておけば、終身年金で受け取れる。

けれど個人的には会社員と公務員は、なるべく終身年金は選択しないことをおすすめしたい。
その理由についてこのページでは見ていきたい。
ういす。


会社員の伊藤さんの場合

日本では原則65歳から一生涯、老齢年金を受け取ることができる。
平均的な年収で20代から定年まで勤めた会社員公務員が受け取れる老齢年金
(老齢基礎年金+老齢厚生年金)
は、おおよそだけど近年は月額165,000円くらいだ。

※老齢年金は実際には毎月ではなく2ヵ月ごとに受け取ります。
たしかこれだけじゃなくて、企業年金がある会社員は企業年金(退職年金)を、公務員は企業年金に相当する年金払い退職給付を受け取れるんだったよね?
そうだね。
けれどここではそれらは考慮しないことにして話を進めてみたい。
下記の会社員の伊藤さんの例で見ていきたい。


伊藤さんは現在65歳になり定年退職を迎えたところ。
65歳から老齢年金を受け取る場合は月額165,000円を受け取れる予定。
iDeCoの資産残高は2,000万円になっており、どのように受け取ろうか迷っている。

ふむふむ。
このiDeCoの2,000万円を65歳から終身年金で受け取ると、月額6~7万円くらいだったよね。
ということは老齢年金とiDeCoから受け取れる終身年金を合わせて、月額約23万円をずっと受け取れるわけだね。
これでも十分な感じがするけど。
そうだね。
けれどiDeCoの年金は終身年金ではなく5年有期年金
(5年分割)
で受け取る。
老齢年金は原則の65歳からではなく、繰り下げ受給により70歳から受け取ることにする。
そうすると下の表のようになる。


老齢年金:65歳から受給開始
iDeCo:65歳から終身年金で受け取る
65歳から一生涯、老齢年金とiDeCoの終身年金を合わせて月額約23万円受け取れる。
老齢年金:70歳から受給開始
iDeCo:65歳から69歳末まで5年有期年金で受け取る
◆65~69歳末

iDeCoから月額約33万円受け取れる。


◆70歳から一生涯

老齢年金を月額約23万円受け取れる。



おお~。
これは65~69歳末の月額が多い分、明らかに後者のほうが有利だね!
やっぱり繰り下げ受給による老齢年金の増額は大きいよね。
そうだね。
ということで会社員や公務員の方が老後の月収を増やしたい場合は、


なるべく老齢年金を70歳から繰り下げ受給し、iDeCoや個人年金保険は69歳末までの生活費をカバーできるように受け取る


を、おすすめします。

具体的には、個人年金保険は税制適格特約を付加できるように、保険料は60歳まで払い込み、年金は60歳から69歳まで10年確定年金で受け取るプランで加入することをおすすめします。
iDeCoはいざ老後になってから受け取り方は選べるので、その時に考えればOKです。


自営業者の中村さんの場合

下記の自営業者の中村さんの例で見ていきたい。


中村さんは現在65歳になり自営業を引退することにした。
65歳から老齢年金を受け取る場合は月額65,000円を受け取れる予定。
国民年金の付加年金にも加入していたため、こちらからも月額6,000円を受け取れる予定。
iDeCoの資産残高は2,000万円になっており、どのように受け取ろうか迷っている。

自営業者の方は、老齢基礎年金しか受け取れないから、老齢厚生年金も受け取れる会社員公務員と比べると老齢年金が少ないんだったよね。
そうだね。
この状況で繰り下げ受給をしたり、iDeCoからの終身年金を70歳から受け取ることにすると下の表のようになる。


老齢年金+付加年金:65歳から受給開始
iDeCo:65歳から終身年金で受け取る
65歳から一生涯、老齢年金とiDeCoの終身年金を合わせて月額約14万円受け取れる。
老齢年金+付加年金:70歳から繰り下げ受給
iDeCo:70歳から終身年金で受け取る
70歳から一生涯、老齢年金とiDeCoの終身年金を合わせて月額約19万円受け取れる。


なるほど。
こちらのページで、老後の月収は


単身者:月収16~21万円くらい
夫婦:月収26~33万円くらい


を目安にっていう話だったから、老齢年金とiDeCoを70歳から受け取り始めれば目安はクリアできそうだね。
そうだね。
自営業者の方は老後の収入を増やせる手段が


国民年金の付加年金
小規模企業共済
iDeCo(個人型確定拠出年金)
国民年金基金
個人年金保険


と豊富だけど、私は上の3つを優先することをおすすめしている。
この3つの組み合わせ方も色々あるけれど、例えば今回の中村さんであれば65~69歳末までの生活費は小規模企業共済から5年確定年金
(共済金5年分割)
を受け取ってカバーし、70歳から上記のとおり老齢年金とiDeCoからの終身年金を受け取る・・・
という方法も有効だと思う。
よって自営業者の方は、終身年金で受け取ることも検討する価値があると思う。



◆参考リンク
老後に向けての貯蓄方法と保険選び

なるほど。
以上、よかったら参考にしてみてください。

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