インフレと保険5
インフレに強い保険、弱い保険 まとめ
記事更新日:2018.7.25
前ページまでの内容を整理すると下記のとおり。 この内容をもとに、各保険について見ていきたいと思う。 |
学資保険
学資保険は運用期間が長くても18年くらいなので、加入後にもしも強いインフレが継続してしまったとしてもそこまで大きなダメージにはならない。 基本的には返戻率が高い保険を優先し、返戻率が同じくらいであれば配当付きのものを選択する という方針で大丈夫だと思う。 ただ近年はあまりにも返戻率が低下してしまったため、やはり配当付きのものを個人的にはおすすめしたいな。返戻率が100%をわずかに上回る程度なのに無配当の学資保険だと、少しでもインフレになるだけで実質的には赤字になりかねないから。 |
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なるほど。 |
終身保険
学資保険の代わりとして終身保険に加入する場合であれば、運用期間が長くても18年くらいなので、先ほどの学資保険同様、基本的には返戻率が高いものを優先し、返戻率が同じくらいならインフレに強い配当付きや積立利率変動型の保険を選択するとよいと思う。 ただ近年はあまりにも終身保険も返戻率が低下してしまったため、学資保険代わりとして加入するのであれば、やはり配当付きや積立利率変動型を個人的にはおすすめしたい。 |
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なるほど。終身保険で老後に向けての貯蓄を行う場合など、18年間よりも長期で運用するプランの場合は? | |
その場合は無配当タイプは避けたほうがよいと思うので、下記のどちらかが候補になる。 ・低解約返戻金型終身保険(配当付き) ただ2017年以降は、老後に向けての貯蓄を行うのに適した終身保険は個人的にはないかな。 |
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なるほど。 |
個人年金保険
個人年金保険は一般的に配当付きなので、基本的には返戻率が高い保険を優先するのがよいと思う。 ※個人的には |
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なるほど。 |
変額保険について
変額保険は一般的にインフレに強いと言われる。 | |
それは本当なの? | |
これらは保険という名前だけど中身はほぼ投資信託という商品だ。投資信託は一般的にインフレに強いので、変額保険もインフレに強いのは間違いない。 ただし純粋な投資信託と比較すると、手数料が割高なために運用効率は落ちる。それに投資経験のない方がむやみに手を出すべきではない保険だと思う。 詳しくは下記の参考リンクを見てもらえればと思う。 ◆参考リンク |
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なるほど。 | |
本コーナーはここまで。ここまで読んでくれてありがとう。 | |
おつかれさまでした~。 |