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チューリッヒ生命 収入保障保険プレミアムDX 評価

記事更新日:2019.4.9

評価データ

販売時期 総合
評価
非喫煙者
割引
保険料
の安さ
三大疾病時
保険料払込
免除特約
保険金受取方法の自由度
全額
一括受取
一部
一括受取
残金
一括受取
2019年4月~ あり ※2
あり

可能

何度でも可※1

可能
2018年4月~ あり ※3
あり(有料)

可能

何度でも可

可能
~2018年3月 あり ※3
あり(有料)

可能

何度でも可

可能

※1 コールセンターに確認
※2 3大疾病時を含め、所定の就業不能状態が継続した場合に以後の保険料の払込が免除になる就業不能状態保険料払込免除が最初から付加されています。
※3 この保険では3大疾病保険料払込免除特約という名称


リンク リビングニーズ特約
公式サイト
(保険料シミュレーション可・ネット申込可)

改定告知2019年4月
発売告知2014年6月
収入保障保険 評価ランキング

あり


評価コメント

収入保障保険プレミアムDX
は、被保険者が
「亡くなってしまった時 or 高度障害状態となってしまった時」
に遺族が保険金年金一時金で受け取れる収入保障保険と、被保険者が就業不能状態となってしまった時に年金を受け取れる就業不能保険を合わせた保険です。


参考リンク
収入保障保険とは?
就業不能保険とは?


2019年4月に名称が
収入保障保険プレミアム
から
収入保障保険プレミアムDX
から変更になると同時に、内容も改定されました。

しかし結論から言ってしまうと、肝心な収入保障保険部分の保険料が収入保障保険 評価ランキング上位の他社と比較すると高いです。
後述しますが、特約は精神疾患時の保障がとても厚くなっていますので、それを魅力的と思う方であれば検討する価値があると思いますが、そうでない方は評価ランキング上位の他社の保険を検討することをおすすめします。


就業不能保障特約は精神疾患で長期入院してしまった時に強すぎる特約

2019年4月の改定により1番大きく変わったのが就業不能保障特約です。
以下の参考プランで詳しく見ていきます。



◆参考プラン
契約者・被保険者35歳男性のAさん
保険期間・保険料払込期間:65歳
収入保障年金額・就業不能年金額:10万円
年金支払保証期間:1年
月払保険料9,110円



これはAさんがもしも以下の①②③のどれかに該当してしまった時に、保険会社から年金を受け取れるようになる契約です。

①亡くなってしまった時
高度障害状態となってしまった時
③就業不能状態となってしまった時

①に該当してしまった場合は、Aさんが65歳になったであろう年まで遺族が毎月10万円を受け取り続けることができます。
②③に該当してしまった場合は、Aさん自身が65歳になるまで毎月10万円を受け取り続けることができます。
ただし①②③を重複して受け取れることはできません。

①②がいわゆる収入保障保険。
③がいわゆる就業不能保険です。
就業不能保険は単体で販売されているものもあれば、この保険のように収入保障保険とセットで特約(就業不能特約)として販売されているものもあります。


さてこの収入保障保険プレミアムDXの就業不能特約ですが、これが一言でいうと
やりすぎ
な内容になりました。
就業不能状態といっても、その該当基準は会社によってバラバラです。ただ一般的には入院中であったり医師から自宅療養を指示されていたりなど、かなり重い状態でないと就業不能状態に該当とされないことが多いです。
また、一度該当しても、回復して働けるようになった場合は給付がストップする会社が多いです。
また、うつ病などの精神疾患によって働けなくなってしまった時には、該当とされないか、該当とされても短期間しか年金を受け取れない会社が多いです。

ところがこのチューリッヒの保険は、今回の改定により、精神疾患で60日以上入院してしまった場合、それ以降、保険期間満了時まで、回復有無にかかわらず、ずっと年金を受け取り続けることができるようになったのです。
これは私が知る限り、業界初の内容です。
例えば先ほどのAさんが40歳時に精神疾患により60日以上入院してしまった場合、65歳になるまで毎月10万円を受け取り続けることができます。総額だと3,000万円にもなります。

よく言えば手厚いですが、悪くいえば「やりすぎ」だと思います。
回復して元のように働けるようになったら給付もストップするようになっているほうが、保険としては合理的です。
合理的な保険ほど保険料も安くできます。
けれどこの保険はそうではないため、保険料が必然的にとても高くなってしまいます。今回のAさんのプランも月払保険料9,110円です。いくら手厚くてもこれだけの保険料を払うのは重いと思います。
しかもコールセンターに確認したところ、就業不能特約なしの契約や、途中で回復したら年金がストップするような契約はできないとのことでした。


もっとも精神疾患で長期間働くことができなかった場合、復帰後も元よりも給料が下がってしまうケースも多いですから、それを考慮するならこの保険のようにずっと受け取れるようになっていると安心だとも思います。ですので、高い保険料を払ってでも、精神疾患で長期間働けなくなってしまった時には手厚い保障がほしいという方には、この保険を検討する価値があると思います。

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