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太陽生命 ひまわり認知症予防保険 評価

記事作成日:2018.10.1

評価データ



評価コメント

認知症予防保険
は、2018年10月に新発売された保険です。
この保険がどんな保険なのかを見ていきます。
発売告知に記載のある下記の参考プランで見ていきます。



◆参考プラン
被保険者60歳女性
保険期間終身(一生涯)
保険料払込期間:終身
認知症診断保険金:100万円
生存給付金(予防給付金):3万円
死亡保険金60万円
月払保険料6,338円



これは60歳女性が加入し、毎月6,338円の保険料を一生涯払い続けるというプランです。
この保険は加入時の審査が緩和された引受基準緩和型というタイプのため、既往症がある方
(過去に大きな病気をされていたり持病で薬を飲まれている方)
でも加入しやすくなっています。
その代わり、後述する削減期間があります。



生存給付金(予防給付金)
加入してから1年後、第1回の生存給付金として3万円を受け取れます。
以後はそれから2年ごとに生存給付金を受け取れます。
この保険では生存給付金のことを予防給付金とも呼んでいます。
つまり、

「2年ごとに給付する生存給付金を認知症の予防のためにお使い下さい」

ということなのでしょう。
けれど2年間で払っている保険料は約15万円ですから、3万円を受け取れても20%しか戻ってこないわけです。


認知症診断保険金
認知症と診断されてしまった場合は、認知症診断保険金100万円を受け取れます。今回のプランは保険期間が終身(一生涯)ですので、加入後はいつ認知症と診断されてしまった場合でも受け取れます。
ただし加入後1年間は削減期間となっており、この期間に診断されてしまった場合は保険金額が50%削減されます。つまり今回なら50万円になります。
認知症診断保険金を受け取ると保険契約が消滅します。


死亡保険金
認知症診断保険金を受け取ることなく亡くなってしまった場合は、遺族が死亡保険金60万円を受け取れます。これも加入後1年間は削減期間となっており、この期間に亡くなってしまった場合は保険金額が50%削減されます。ただし事故で亡くなってしまった場合は削減されません。



それでは具体的にどんなケースのときにいくら受け取れるかを見てみます。



認知症と診断されることなく平均余命(88歳)まで生存した場合
下記のとおり、約111万円の赤字です。


保険料総額:213万円①
予防給付金総額:42万円
死亡保険金:60万円③
差引(②+③-①):約-111万円


ちなみに加入から10年後、70歳でもしも亡くなってしまった場合で差引が0円くらいです。70歳までに亡くなってしまうケースは少ないでしょうから、多くの場合は赤字になるということです。



75歳で認知症と診断されてしまった場合
下記のとおり、約10万円の黒字です。


保険料総額:114万円①
予防給付金総額:24万円
認知症診断保険金:100万円③
差引(②+③-①):約10万円


厚生労働省のサイトを見ると、75歳時点で認知症と診断されている方の割合は8~9%くらいです。つまりこれだけ認知症が社会問題になっているとはいえ、75歳で認知症となってしまうのは少数派なわけです。

保険は
「当たってほしくない宝くじ」
とよく言われます。そして、
「当たってほしくはないけれど、当たってしまった時には大きく得になる」
でなければ加入価値がありません。

この保険は、残念ながら当たってしまった場合
(75歳で認知症と診断されるという少数派に該当してしまった場合)
でも10万円しか黒字にならないというのは、加入価値がとても低いと思います。



以上から、個人的にはこの保険はおすすめできません。
認知症は本当に大きな問題となっていますので、

「自分がもしも認知症となってしまった時には家族にお金を渡してあげたい」

と思う方も多いと思います。
けれどそう思うなら、この保険に加入して保険料を払っていくのではなく、その分を貯蓄していったほうがよいと思います。
今回のケースであれば、月払保険料6,338円を単純にタンス貯金していくだけでも、75歳時点では114万円にもなっています。
もちろんNISAで運用すればもっと高額が期待できますし、60歳の方であればこの保険の代わりに貯蓄として個人年金保険に加入するのもよいと思います。


以上、参考になれば幸いです。

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