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日本生命 介護保障保険 評価

記事作成日:2018.6.5


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介護保障保険
について、公式サイトに記載のある参考プランをもとに詳しくみていきます。



参考プラン1
タイプ:有期タイプ
被保険者:30歳男性
保険期間15年
介護保険金1,000万円
月払保険料:2,920円


参考プラン2
タイプ:終身タイプ
被保険者:30歳男性
保険期間終身(一生涯)
介護保険金1,000万円
月払保険料:30,580円



参考プラン1は有期タイプ
(保険間に限りがるタイプ)
です。
30歳男性が月払保険料2,920円を15年間払っていきます。そしてその15年の間にもしも
要介護2以上(またはそれに相当する所定の要介護状態)
に該当した場合は、介護保険金として1,000万円を受け取ることができます。また亡くなってしまった時には死亡保険金として1,000万円を受け取ることができます。ただし両者は重複しては受け取れないため、介護保険金を受け取った後に亡くなってしまった場合は、もう死亡保険金は受け取れません。

貯蓄性のない掛け捨ての保険のため、要介護状態になることなく無事に保険期間満期
(今回は45歳)
を迎えた場合は特に何も受け取れません。満期を迎えたら自動更新されると同時に保険料も値上げ
(今回の場合は2,920円から6,830円に値上げ)
されます。


参考プラン2は、30歳男性が月払保険料30,580円を終身(一生涯)払っていくプランです。いわゆる終身介護保険です。
いつ要介護2以上(またはそれに相当する所定の要介護状態)
に該当してしまった場合でも、介護保険金として1,000万円を受け取ることができます。介護保険金を受け取ることなく亡くなった場合は死亡保険金として1,000万円を受け取れます。両者は重複しては受け取れないため、介護保険金を受け取った後に亡くなってしまった場合は、もう死亡保険金は受け取れません。
つまり参考プラン2は、介護保険金か死亡保険金のどちらかは必ず受け取れるプランです。そのため保険料もとても高くなっています。


駆け足で説明してきましたが概要はこんなところです。
結論としては、個人的にはこの保険はおすすめできません。

参考プラン1がおすすめできない理由は、同じ日本生命の身体障がい保障保険がおすすめできない理由と同じため、
日本生命 身体障がい保障保険の評価ページ
を参照願います。

参考プラン2がおすすめできない理由は終身医療保険がおすすめできない理由と同じです。参考プラン2は言うまでもなく、老後に要介護状態になってしまった時のことを心配し加入される方がほとんどだと思います。
しかし老後は様々なリスクがあります。



長期間入院して多額の入院費用がかかるかもしれない。

長生きにより多額の生活費がかかるかもしれない。(=長生きリスク)

介護が必要になってしまい多額の介護費用がかかるかもしれない。



このような様々な老後のリスクに柔軟に対応できるのはお金(貯蓄)です。
保険ではありません

ですので私の持論ですが、終身医療保険や終身介護保険に加入して毎月保険料を払っていき、老後の医療費や介護費に備えようとするくらいなら、その分の保険料を老後のための貯蓄に充てるほうがよいと思います。

具体的な貯蓄手段は、60歳未満の方でしたらiDeCo、60歳以上の方でしたらつみたてNISA個人年金保険がおすすめです。詳しくは下記の参考リンクを読んでもらえたらと思います。


◆参考リンク

iDeCo(個人型確定拠出年金)
つみたてNISA
個人年金保険


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