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大樹生命 外貨建て一時払い養老保険
ドリームロード・ドリームロードステップ 評価

記事更新日:2018.6.25




評価コメント

ドリームロード
及び
ドリームロードステップ
は、
外貨建ての一時払い養老保険です。

両者の主な違いは生存給付金
(途中で受け取れるお祝金のようなもの)
満期保険金
(最後に受け取れるお金)
です。
ドリームロードのほうが生存給付金が大きく、満期保険金は小さくなっています。


そして結論ですが、この保険に限らず外貨建ての一時払い養老保険の評価は私の中では既に決まっています。結論から言ってしまうと個人的にはおすすめはできません
まず第一に、この保険は専門用語がかなり出てくる難しい保険です。


為替手数料為替リスク債券国債円高円安利回り利率


などの用語を理解している方でないと、この保険を理解するのは難しいと思います。そしてこの保険に限ったことではありませんが、
自分が理解していない保険は絶対に加入しない方がよいと思います。

そしてこれらを理解している方や、これから理解しようという気力がある方でしたら、これらの保険に加入するよりもネット証券会社などで自分で外国債を購入することをおすすめします。
外貨建て一時払い養老保険は簡単に言ってしまえば以下のような保険です。


高額な一時払い保険料を払って加入する

保険会社が一時払い保険料から自分達の利益や経費を差し引き、残額で外国債を購入して運用する

保険期間満了時(加入から10年後など)に一時払い保険料を上回る満期保険金を受け取る


これによって資産運用
(お金を増やすこと)
ができるため、まとまった余裕資金がある方に対し営業担当者などが勧めてくるのです。しかし代理購入であることから自分で購入するよりも手数料が必然的にかかる上、なにかと制約があります。

満期保険金は一時所得となるため、一般的に税金はかからないか、かかっても少額ですが、自分で購入して償還差益を得た場合は利益の20%
(復興特別所得税を加えると20.315%)
も税金がかかります。
そのため単純な損得では保険のほうが有利になるケースもあります。

といっても有利になったとしてもわずかですし、途中で解約した時には保険のほうが損になりやすいですので、やはり個人的には自分で外国債を買うほうが有利だと思います。
もちろん10年以上の長期で運用するのであれば、債券よりも株式投資信託NISAなどで運用する方が高運用が期待できます。

外国債の自己購入やNISAも簡単ではありませんが、難しいこの保険に挑戦するくらいなら、それらに挑戦することをおすすめします。

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