明治安田生命 一時払い終身保険
「エブリバディ」「エブリバディ10」 評価
記事更新日:2019.6.9
評価データ
評価 | |
保険種別 | 一時払い終身保険 |
商品名 | ①エブリバディ ②エブリバディ10 |
販売金融機関 | ①みずほ銀行、三菱UFJ銀行など ②明治安田生命直販 |
保険料の安さ | |
配当 | あり |
審査タイプ | 引受基準緩和型 職業の告知のみで加入可※ |
変額 or 定額 | 定額 |
通貨 | 円建て |
契約可能年齢 | 20~80歳 |
リンク | ・公式サイト ・改定告知(2018年6月) ・パンフレット(2018年4月版) |
※ ただしパンフレットに
入院中の方を被保険者とするご契約は、お申込み頂けません。
と記載があります。
評価コメント
5年ごと利差配当付一時払特別終身保険 エブリバディ10 についてみていきます。銀行で販売されているものは エブリバディ という名称になっていますが、内容は同一の保険です。 公式サイトに以下の契約例があります。 ◆契約例 加入時にまず一時払い保険料1,000万円を払います。 加入時には告知が必要ですが、職業などの簡単な内容だけで加入できます。つまり変な話、入院中でない限りは健康状態が良くない方でも加入できます。その代わり、加入後10年以内にもしも亡くなってしまった場合は、払った保険料と同じ1,000万円しか遺族が保険金を受け取れません。保険会社が損をしないようになっているわけです。 加入後10年以降に亡くなってしまった場合は、一時払い保険料を上回る1,020万円を受け取れます。 また、解約をした時には解約返戻金を受け取れます。 解約返戻金の額は以下のようになっています。 ◆解約返戻金額 1,000万円払って加入して15年間寝かせてから解約しても、たったの10万円しか利益が出ないということです。この間の運用利率はたったの0.07%です。解約返戻金で資産運用するという使い方には向かない保険ということです。 以前はもっと高利率だったので資産運用にも使用できたのですが、日本の低金利がいかに進んでしまったのか改めて思い知らされます・・・。 まとまった余裕資金を資産運用したいのでしたら、NISAなどのほうがおすすめです。 参考リンク:資産運用方法のまとめ では資産運用には使えなくなってしまった以上、この保険は用無しかというと、そんなことはありません。 この保険は相続専用保険としてはまだ利用価値があります。 詳しくは一時払い終身保険評価ランキングのページで解説していますので、よかったら読んでもらえればと思います。 |