かながわ県民共済と神奈川県の全国共済の比較
記事作成日:2018.7.5
都道府県民共済グループの神奈川県における名称は 「神奈川県民共済」 ではなく 「全国共済」 です。 なぜなら神奈川県には 「かながわ県民共済」 という名称の別団体があるからです。 神奈川県に在住 or 勤務されている方は、どちらにも加入できます。 せっかくの機会なのでこの2つを比較してみました。 全国共済のほうは私が医療保険として高く評価している入院保障2型を、かながわ県民共済のほうは入院保障2型と同じ入院日額1万円になるようにした 県民共済活き生き1500+入院特約 というプランで比較してみました。 |
都道府県民共済 | かながわ県民共済 | ||
入院保障2型 | 県民共済活き生き1500+入院特約 | ||
リンク | 公式サイト(全国共済) | 公式サイト(かながわ県民共済) | |
申込可能年齢 | 18~64歳 | 18~75歳 | |
月掛金 | 2,000円 | 2,500円 | |
保障内容 | 18~60歳まで 一律で以下の保障内容 ※60~65歳は以下に記載の 保障内容よりも低下する |
18~59歳まで 一律で以下の保障内容 ※60歳以降は以下に記載の 保障内容よりも低下する |
|
割戻率 | 29.91% (2016年度 全国平均) |
約20% (2016年度) |
|
実質の月掛金 ※上記割戻率を考慮した掛金 |
1,402円 ※都道府県により差あり |
約2,000円 | |
入院 | 事故 | 日額 10,000円 (1~184日目まで) |
日額 10,000円 (1~200日目まで) |
病気 | 日額 10,000円 (1~124日目まで) |
日額 10,000円 (1~124日目まで) |
|
通院 | 事故 | 通院当初から 日額 1,500円 (14日以上90日まで) |
日額 750円 事故日から180日以内 実通院90日分限度 |
手術 | 2.5万円・5万円・10万円 | 2.5万円・5万円・10万円 | |
先進医療 | 1~150万円 | ~250万円 | |
高血圧でも加入可能か? | 一定条件を満たせば可 詳細はこちら |
一定条件を満たせば可 詳細はこちら |
|
死亡 重度障害 |
病気 | 10万円 | 200万円 |
不慮の事故 | 400万円 | ||
交通事故 | 500万円 | ||
障害 | 不慮の事故 | ー | 6~160万円 |
交通事故 | 7.5~200万円 |
2つを見比べてみると、医療保障部分は両者ほぼ互角だと思います。 異なるのは掛金と死亡保障部分。かながわ県民共済のほうは亡くなってしまった時に200~500万円の死亡保険金を遺族が受け取れます。全国共済のほうは10万円ですから、ここが大きな違いです。しかしその分、かながわ県民共済は実質の月掛金が600円ほど高いです。 以上を評価すると、コストパフォーマンスはほぼ互角かなと思います。 ただし個人的には、死亡保障 (亡くなってしまった時に遺族が大金を受け取れる機能) は別途収入保障保険で備えることをおすすめしていますので、 死亡保障が厚くなっている分、掛金も高い「かながわ県民共済」 よりも、 死亡保障がほぼない分、掛金も安い全国共済 のほうがおすすめです。 かながわ県民共済は入院保障2型のような 「単独で加入できる医療保障に特化したプラン」 がないのです。 以上、よかったら参考にしてみてください。 |