埼玉県民共済の「医療・生命共済」と「新型・県民共済」について
記事更新日:2019.7.9
コース名 | 評価 | 保険料 の安さ |
申込可能年齢 | 保険期間 (保障期間) |
審査タイプ |
医療・生命共済 | 15~64歳 | 定期 (15歳から最長65歳まで) |
告知型※ |
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新型・県民共済 | 定期 (15歳から最長75歳まで) |
※一般的に既往症がない方(過去に大きな病気をされておらず持病の薬の常用などもない方)のみ加入できるタイプ
その他リンク |
・医療保険評価ランキング ・公式サイト(医療・生命共済) ・公式サイト(新型・県民共済) ・公式サイト(告知事項) ・都道府県民共済グループトップページ |
制度の案内・ご加入のしおり |
・制度の案内 ・ご加入のしおり(医療・生命共済) ・ご加入のしおり(新型・県民共済) |
加入可能地域 |
埼玉県に在住 or 勤務中の方 |
埼玉県民共済と他の都道府県民共済の比較
埼玉県以外の 都道府県民共済 入院保障2型 |
埼玉県民共済 | |||
医療・生命共済 月掛金2000円コース |
新型・県民共済 月掛金2500円コース |
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月掛金 | 18~60歳まで 一律2,000円 |
15~60歳まで 一律2,000円 |
15~50歳まで 一律2,500円 |
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保障内容 | 18~60歳まで一律 ※60~65歳は以下に記載の 保障内容よりも低下する |
15~60歳まで一律 ※60~65歳は以下に記載の 保障内容よりも低下する |
15~50歳まで一律 ※50歳以降は以下に記載の 保障内容よりも低下する |
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割戻率 | 29.91% (2016年度の全国平均) |
47.75% (2017年度) |
47.75% (2017年度) |
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実質の月掛金 ※上記割戻率を 考慮した掛金 |
1,402円 ※都道府県により差あり |
1,045円 | 1,306円 | |
入院 | 事故 | 日額 10,000円 (1~184日目まで) |
日額 8,000円 (1日目から120日目まで) |
日額 15,000円 (1日目から120日目まで) |
病気 | 日額 10,000円 (1~124日目まで) |
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通院 | 事故 | 通院当初から 日額 1,500円 (14日以上90日まで) |
ー | ー |
手術 | 2.5万円・5万円・10万円 | 5万円 (入院中に受けた手術) 1万円 (外来・通院による手術) |
7.5万円 (入院中に受けた手術) 1.5万円 (外来・通院による手術) |
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先進医療 | 1~150万円 | ー | ー | |
死亡 ・ 重度障害 |
事故 | 10万円 | 1,000万円 | 1,500万円 |
病気 | 10万円 | 400万円 | 500万円 |
埼玉県民共済と他の都道府県民共済の比較(帝王切開で出産した時)
埼玉県民共済 | 都道府県民共済 入院保障2型 |
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医療・生命共済 | 新型・県民共済 | |||
妊娠中でも加入できるか? | 可能(他の疾病等がない場合) | |||
過去に帝王切開で出産したことが あっても加入できるか? |
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加入後に帝王切開で 出産したとき給付金 を受け取れるか? |
加入時点で 過去5年以内に 帝王切開で出産した ことがない場合 |
受け取れる | 加入後1年以内に 帝王切開で出産した時 ⇒ 受け取れない 加入から1年経過後に 帝王切開で出産した時 ⇒ 受け取れる |
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加入時点で 過去5年以内に 帝王切開で出産した ことがある場合 |
加入後2年以内に出産時 ⇒ 受け取れない (※1) 加入から2年経過後に出産時 ⇒ 受け取れる |
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給付金を受け取れる場合、 いくら受け取れるか? (帝王切開で出産後、10日間 入院し退院したとき) |
13万円 <内訳> 入院共済金:8万円 手術共済金:5万円 |
22.5万円 <内訳> 入院共済金:15万円 手術共済金:7.5万円 |
20万円 |
※入院保障2型とコープ共済の比較はこちら
※1 コールセンターに確認済
評価コメント
埼玉県民共済の大人向けのプランは上の表のとおり、なぜか他県とは異なる独自のプランになっています。 ※こども型は他県と同一内容 特徴は何と言っても割戻率の高さです。毎年40%超で推移していましたが、2016年度には49.05%とほぼ半額近くが戻ってくるまでになっています。 保障内容を見てみると、埼玉県民共済のプランは死亡保障 (亡くなってしまった時に遺族が大金を受け取れる機能) が多めになっています。 私は死亡保障は別途収入保障保険で備えることをおすすめしていますので死亡保障がある必要はないのですが、割戻率が高いがゆえに死亡保障が多めになっているわりには月掛金がとても安いですので、優良保険であることは間違いありません。 医療保険を検討中の方で、埼玉県民共済とその他の都道府県民共済の両方に加入できる方 (埼玉県在住で都内に勤務している方など) は、上の表を基に好みのほうを選ぶとよいと思います。 2017年には新型・県民共済という新しいプランもできました。 こちらは50歳になると保障内容が低下するかわりに、50歳以下の保障内容が上の表のとおりとても厚くなっています。実質月掛金1,274円で入院日額15,000円は驚きのコストパフォーマンスだと思います。50歳になると低下するとはいえ、50~60歳の入院日額は1万円となっているなど、医療・生命共済の15~60歳の保障内容と遜色ない内容ですので、 「50歳になって保障内容が低下したら医療・生命共済にコース変更しよう」 というのは必要ないかと思います。 なお、新型・県民共済と医療・生命共済の2つのコース間の変更の際には告知が必要ですので、健康状態によっては変更ができない可能性があります。 ※ご加入のしおりに記載あり |
推奨プラン
生命共済プラス型 (月々+2,000円 or 4,000円) という特約を付けることで保障を厚くすることができますが、私は医療保険は加入するにしても お守り程度に安価で良質な保険に少しだけ にしておくのがよいと考えていますので、上記の 医療・生命共済 月掛金2000円コース or 新型・県民共済 月掛金2500円コース で十分だと思います。 またこれらの保険は更新することで老後まで加入可能ですが、両者ともに60歳以降は急激に保障が薄くなっていきます。そのため こちらのページ(老後はがん保険だけで。医療保険は不要。) で記載のとおり、60歳のタイミングなどで解約することを推奨したいと思います。 |
申込方法
公式サイトの申込書作成ページ で申込書を作成し郵送で申込可能です。 |