FWD富士生命 収入保障保険
「FWD収入保障 引受緩和」 評価
記事更新日:2019.6.12
このページの内容 |
評価データ
商品名 | FWD収入保障 引受緩和 | |
総合評価 | ||
加入時の審査タイプ | 引受基準緩和型※ | |
非喫煙者割引 | なし | |
保険料の安さ | -(比較対象なし) | |
三大疾病時 保険料払込免除特約※2 |
なし | |
保険金 受取方法 の自由度 |
全額一括受取 | 可能 |
一部一括受取 | 1回のみ可能 | |
残金一括受取 | 可能 | |
リビングニーズ特約 | あり | |
リンク | ・公式サイト ・発売告知(2018.8) ・パンフレット(2018.8) ・収入保障保険 評価ランキング |
※既往症がある方
(過去に大きな病気をされていたり持病で薬を常用している方)
でも加入しやすいタイプです。
評価コメント
FWD収入保障 引受緩和 は、被保険者が 「亡くなってしまった時 or 高度障害状態となってしまった時」 に、遺族が保険金を年金や一時金で受け取れる収入保障保険です。 参考リンク:収入保障保険とは? 収入保障保険は一般的に既往症のある方 (過去に大病をされたことがなく持病の薬の服用もない方) の加入は難しいです。しかしこの保険は加入時の審査が緩くなっており、既往症のある方であっても ・過去5年以内にガンで治療を受けたり入院をしたことがない など、一定の条件を満たせば加入できるようになっています。 (詳しい条件はパンフレットの2ページを参照願います) このように加入時の審査が緩くなっているタイプを 引受基準緩和型 (ひきうけきじゅんかんわがた) といいます。収入保障保険で引受基準緩和型は、私の知る限りこの保険が初めてです。 そして評価ですが、あくまで消去法ではあるものの、既往症のある方でも加入できる掛け捨て型の死亡保険 (収入保障保険、定期保険) の中では、現状では最有力だと思います。 引受基準緩和型は、審査が緩くなっている代わりに保険料が高いです。この保険も、同じ富士生命の告知型(審査が厳しいタイプ)の収入保障保険であるFWD収入保障と比較すると、2.5~3倍程度も保険料が高いです。 けれどそれでも、もしも亡くなってしまった時には払った保険料を大幅に上回る保険金を遺族が受け取れるケースがほとんどだと思いますので、保険としての価値は十分あると思います。ですので私がもしも 子育て中なので、亡くなってしまった時には遺族が大金を受け取れる掛け捨て型の死亡保険に加入したい。けれど持病があって告知型の保険には加入できない。 という状況であれば、この保険を前向きに検討すると思います。 引受基準緩和型の掛け捨て型の死亡保険の中では、これまでは アクサダイレクト生命の引受基準緩和型定期保険「はいりやすい定期」 が個人的には最有力候補でした。けれどこの保険のほうが保険料がやや割安ですし、保険金の受取方法は告知型と同一で利便性も高いことから、今後はこの保険が最有力候補になったと思います。 保険料が高いので気軽におすすめはできないため評価はとしましたが、 (もっと保険料は下げられるはず・・・という期待も込めて) 上のような状況の方であれば検討価値があるのは確かだと思いますので、一度見積りを取って検討されるとよいと思います。 見積りは公式サイト上のフリーダイヤルで問い合わせれば可能なようです。推奨プランは収入保障保険 推奨プランまとめで記載していますので、よかったら参照してみてください。 申込はインターネットや郵送ではできないため、代理店(保険ショップなど)からになるようです。最寄りの代理店がどこにあるのかは、公式サイト上のフリーダイヤルに問い合わせれば案内してもらえるようです。 |
おすすめプラン
おすすめプランは、 ・職業(自営業者 or 会社員公務員) ・持ち家の有無 ・夫婦の年齢差 などによって変わってきます。詳しくは 収入保障保険 推奨プランまとめ にまとめていますのでよかったら参照してもらえればと思います。 「FWD収入保障 引受緩和」独自の特約である ・配偶者同時災害死亡時割増特則 ついては後述します。 |
配偶者同時災害死亡時割増特則は付加を推奨
配偶者同時災害死亡時割増特則 は、夫婦が交通事故などの不慮の事故で同時に亡くなってしまった場合に、遺族が年金を割増して受け取れる特約です。 「同時」と言っても少し幅があり、事故から180日以内に亡くなってしまった場合であれば同時に該当します。 割増額 (災害割増遺族年金という名称) は元々の年金月額と同額です。例えば年金月額5万円プランに加入していた場合に該当したら、割増分も年金月額5万円、つまり合計で年金月額10万円を受け取れるようになります。 あくまで不慮の事故だけが対象であり、夫婦ともに病気で180日以内に亡くなってしまった場合は適用されません。 特約保険料は無料ですのでぜひ付けましょう。夫婦が同時に事故で亡くなってしまうケースは非常に少ないとは思いますが、それにしても無料というのは驚きです。ただし加入時には配偶者の同意と申込書への署名だけ必要です。 |
保険料の見積り方法と申込方法
保険料の見積り | 公式サイト上の フリーダイヤル |
ネット・郵送申込 | 不可 |
申込可能な来店型保険ショップ | |
保険見直し本舗 | ● |
保険デザイン | ● |
保険ほっとライン | ● |
ほけんの110番 | ● |
ほけん選科 | ● |
保険テラス | ● |
みつばちほけん | ● |
ほけんの窓口 | ● |
見積りは 公式サイト上のフリーダイヤル に問い合わせれば案内してくれます。 申込はインターネットや郵送ではできないため、保険ショップなどの代理店からになります。 来店型保険ショップのメリット・デメリット のとおり、どのショップから加入しても保険料は変わりませんので、個人的にはどこからでもよいと思います。 最寄りの店舗の検索及び来店予約は、 ほけんの窓口以外の7社はこちらのサイト から、 ほけんの窓口はこちらのサイト から可能です。 |
補足
◆既往症がある方でも告知型の保険に加入できることもあります 既往症がある方は告知型(審査が厳しいタイプ)の死亡保険に100%加入できないというわけではありません。例えば高血圧で薬を服用されている方でも、コープ共済の定期保険なら一定条件をクリアすれば加入できます。 ですのでまずは告知型の定期保険や収入保障保険を何社か審査してみて、それでもやはり審査が通らなかったら引受基準緩和型を検討されるとよいと思います。 「断られるかもしれない」 と思いながら何社も審査をするのは精神的にとても酷だとは思います。けれどやはり保険料の差額はとても大きいですから、 「自分は告知型には恐らく加入できないから」 と決めつけて、最初から引受基準緩和型を検討してしまうのはもったいないと思います。 ◆加入後1年以内の保険金減額について 「FWD収入保障 引受緩和」には、加入してから1年以内に亡くなってしまった場合に限り、その後に遺族が受け取れるようになる年金月額が通常の半額になるという制約があります。例えば年金月額10万円プランに加入していた場合は、5万円になってしまうということです。ただし不慮の事故で亡くなってしまった場合は、この制約はありません。 |