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朝日生命 あんしん介護 認知症保険 評価

記事作成日:2018.6.25


商品名 販売時期 評価 リンク
あんしん介護 認知症保険 2016年~ 公式サイト
発売告知
あんしん介護 2012年~ 発売告知


評価コメント

あんしん介護 認知症保険
は、所定の要介護状態となってしまった時に年金一時金を受け取れる保険です。

この保険、2013年度のグッドデザイン賞を受賞しているらしいのですが、失礼ながらそのわりには公式サイトがとてもわかりづらく、どんな保険か理解するのに時間を要しました・・・。
この保険は、1つの保険のようで実は下の4つの保険から成り立っています。給付要件などもそれぞれ異なります。



介護終身年金保険
介護一時金保険
認知症介護終身年金保険
認知症介護一時金保険



2012年にまず①②が発売され2016年に③④が追加となりました。公式サイトを見る限り、現在はこれら4つがセットで販売されています。公式サイトに記載のある下記のモデルプランを基に見ていきます。



モデルプラン
被保険者40歳女性
保険期間・保険料払込期間:終身(一生涯)
介護終身年金 基準介護年金額:60万円
介護一時金:300万円
認知症介護終身年金:60万円
認知症介護一時金:300万円
月払保険料:15,216円



これは40歳女性が加入し、月払保険料15,216円を一生涯払っていくプランです。保障は一生涯続くため、いつ給付要件に該当したとしても給付金を受け取れます。保険料は途中で上がることはありませんが、毎月1.5万円くらいの保険料を平均寿命(89歳)まで払い続けたら900万円程度にもなります。そしてこのプランの場合、所定の要介護状態になることなく亡くなった場合は1円も受け取れません。恐ろしいモデルプランです。先に結論から口走ってしまうと、こんなプラン絶対に私なら加入しませんね・・・。
それでは詳しく給付要件などをみていきます。


介護終身年金保険
は、要介護1以上となってしまった場合、以後の保険料の支払が免除になった上で、介護終身年金という年金を終身(一生涯)受け取れる保険です。受け取れる年金額は要介護レベルが高いほど高額、低いほど低額となっています。今回は
「基準年金額60万円
でしたので、要介護1なら20万円、要介護2なら30万円、要介護3なら40万円、要介護4なら50万円、要介護5で満額の60万円です。これを一生涯に渡って毎年受け取れるのですから、仮に50歳で要介護1となってしまい90歳まで生存した場合は

20万円×40年=800万円

を受け取れるわけです。


介護一時金保険
は、要介護1以上となってしまった場合、以後の保険料の支払が免除になります。
更に要介護3以上となってしまった時に、介護一時金という一時金
(今回は300万円)
を受け取れます。


認知症介護終身年金保険
は、要介護1以上となってしまった場合、以後の保険料の支払が免除になります。
更に器質性認知症と診断確定された上で
認知症高齢者の日常生活自立度判定基準3以上
と判定された場合は、認知症介護終身年金という年金を終身受け取れるようになります。
①と異なり年金額は一定で今回は60万円です。これを生存している限り毎年受け取れます。仮に70歳で
「要介護1かつ自立度判定基準3以上」
となってしまい90歳まで生存した場合は

60万円×20年=1,200万円

を受け取れるわけです。
①はケガ、病気、認知症を問わず要介護1と判定されれば年金を受け取れるようになりますが、③は要介護1だけでは免除になるだけで年金は受け取れません。③のほうが受け取りにくいということです。ただし受け取れることになった場合は、程度に関係なく毎年60万円を受け取れるのですから受取額は大きいです。③はまさに認知症に特化した介護保険ということです。


認知症介護一時金保険
も、要介護1以上となってしまった場合、以後の保険料の支払が免除になります。
更に③と同様、器質性認知症と診断確定された上で
認知症高齢者の日常生活自立度判定基準3以上
と判定された場合は、認知症介護一時金という一時金
(今回は300万円)
を受け取れます。



そして評価ですが、個人的には加入はおすすめできません。
介護はもはや日本全体の社会問題になっていますので、ご自身の老後の介護費用について心配をされている方も多いと思います。この保険はそのような方に対し
「老後の介護費に備えられる保険ですよ」
とおすすめしてくるものと思われます。
しかし老後は様々なリスクがあります。



長期間入院して多額の入院費用がかかるかもしれない。

長生きにより多額の生活費がかかるかもしれない。(=長生きリスク)

介護が必要になってしまい多額の介護費用がかかるかもしれない。



このような様々な老後のリスクに柔軟に対応できるのはお金(貯蓄)です。
保険ではありません
この保険はたしかに介護には完璧に近い感じに備えられるしょうが、老後の様々なリスクにまでは備えられません。そんな一部のリスクにしか備えられないわりには保険料が高額すぎます。

ですので私の持論ですが、終身医療保険や終身介護保険に加入して毎月保険料を払っていき、老後の医療費や介護費に備えようとするくらいなら、その分の保険料を老後のための貯蓄に充てるほうがよいと思います。

具体的な貯蓄手段は、60歳未満の方でしたらiDeCo、60歳以上の方でしたらつみたてNISA個人年金保険がおすすめです。詳しくは下記の参考リンクを読んでもらえたらと思います。


◆参考リンク

iDeCo(個人型確定拠出年金)
つみたてNISA
個人年金保険
老後に向けての貯蓄方法と保険選び


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