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アフラック 介護保険 スーパー介護年金プランVタイプ 評価

記事作成日:2018.5.12


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介護保険 スーパー介護年金プランVタイプ
は、要介護状態または高度障害状態となってしまった時に給付金を受け取れる保険です。
以下の参考プランをもとに見ていきます。


◆参考プラン
被保険者:30歳男性
保険料払込期間:終身(一生涯)
介護年金支払限度年数:10年
月払保険料:4,224円
65歳までの保険料総額:1,774,080円



この保険における「要介護状態」は公式サイトによると以下などです。


・痴ほう(認知症)による所定の状態が3カ月以上継続したとき
・寝たきりにより所定の状態が6カ月以上継続したとき


おおむね要介護4相当以上かと思います。
つまりかなり重い状態でないと要介護状態に該当しません。

要介護状態に該当すると、介護一時金介護年金を受け取れます。
参考プランの場合は介護一時金が60万円(1回限り受取)、介護年金は月額5万円×最長10年のため、最高で600万円です。


また高度障害状態となってしまった時は、高度障害一時金高度障害年金を受け取れます。
参考プランの場合は高度障害一時金が60万円(1回限り受取)、高度障害年金は月額5万円を最長65歳まで受取可能なため、例えば45歳で高度障害状態になってしまった時は最高で20年分(1,200万円)です。



では本題ですが、この保険は検討価値があるか?
個人的には検討したいとは思いません。

まず高度障害状態となってしまった時の保障が不要です。
私も加入していますが、子育て中の一家の大黒柱であれば、もしも亡くなってしまった時に大金を受け取れる収入保障保険への加入を、私は強くおすすめしています。そして収入保障保険は一般的に、亡くなってしまった時だけでなく高度障害状態となってしまった時も大金を受け取れるようになっています。
ですので収入保障保険とこの保険に加入したら、高度障害状態の保障がダブってしまいます。これは無駄以外の何物でもありません。
これはこの保険に限らず、他社の介護保険や就業不能保険にも言えることではありますが、この保険は
「要介護年金 < 高度障害年金」
となっているため、無駄さが際立ってしまっています。


また、要介護4相当の要介護状態であれば残念ながら働くことはほぼ不可能だと思いますので、別の言い方をすれば就業不能状態といえます。そしてこの状態となってしまっても最長で10年間しか給付金(要介護年金)を受け取れないのであれば、65歳まで給付金を受け取ることができる長期の所得保障保険(就業不能保険)のほうが加入価値は高いと思います。


以上からこの保険はおすすめできません。

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