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アフラック 生きるためのがん保険 寄りそうDays 評価

記事更新日:2018.5.12

評価データ

総合
評価
更新タイプ 診断給付金(類似含む) 上皮内がんの
扱い
がん診断時に以後の
保険料払込免除
主契約 先進医療特約 給付
回数
2回目以降の
給付条件
終身型
定期型

診断給付金
そのものが無し

対象外の
給付金あり

なし


リンク
公式サイト
新発売告知(2016年3月)
契約のしおり約款(2016年3月版)
引受基準緩和型保険は加入すべきではない


生きるためのがん保険Days1との比較

生きるためのがん保険Days1 寄りそうDays
診断給付金悪性新生物 初回限り25万円 なし
診断給付金上皮内新生物 初回限り2.5万円 なし
入院給付金(1日あたり) 5,000円
通院給付金(1日あたり) 5,000円
手術治療給付金(1回につき) 10万円
放射線治療給付金 10万円(給付回数は無制限だが60日に1回限度)
抗がん剤治療給付金 5万円(治療を受けた月ごとに ※1)
先進医療特約 通算2,000万円まで
がんを経験された方でも
加入可能か?
不可 過去5年以内にガンの診断や
治療を受けていないなどの
条件を満たせば可能
月払保険料(※2※3) 男性:1,803円 女性:1,818円 男性:3,881円 女性:4,391円

※1 乳がん・前立腺がんのホルモン療法時は半額
※2 30歳・終身払いを選択時
※3 特約の抗がん剤治療給付金は保険期間10年のため、10年ごとに保険料が上昇します。


評価コメント

生きるためのがん保険 寄りそうDays
は2016年3月に発売された新商品です。

この保険は、
過去にガンを経験された方でも一定の条件を満たせば申込可能
というのが特徴です。具体的には


過去5年以内に「がん(悪性新生物)」の診断・治療を受けておらず、また治療を受けるようにすすめられていない方


が対象となっています。
一般的にガン保険は過去に一度でもガンの治療歴がある方は加入できないため、それらと比較するとこの保険は申込を引き受ける時の審査基準が緩和されています。このような保険を
引受基準緩和型(ひきうけきじゅんかんわがた)
といいます。

多くの会社が医療保険は引受基準緩和型を販売していますが、引受基準緩和型のガン保険はほとんど見たことがありません。ですので、過去にガンの治療歴があるものの既に完治しており、医者からも「再発の心配はない」と太鼓判をもらっている方にはピッタリな保険・・・ではありません。


引受基準緩和型保険は加入すべきではないのページでも記載していますが、引受基準緩和型の保険は保険料がとても割高なため加入しないことを強く推奨しています。
この保険も例外ではありません。上記の
「生きるためのがん保険Days1との比較」
を見れば一目瞭然です。
がんの治療歴のない方が対象となっている生きるためのがん保険Days1と比べて、診断給付金がない上に保険料が約2倍となっています。保険は損得だけがすべてではありませんが、さすがに割高すぎると思います。


ただし割高になる理由もわかります。
乳がんなど一部のガンは、5年以上経過してから再発することも稀ではありません。
(この保険の女性の保険料が特に割高になっているのは、それが理由かもしません・・・)
また、過去に治療したガンが遺伝性のガンであったのならば、5年以上経過してからもう一度同じガンを発症してしまう確率も一般人より高くなります。

ですのでアフラックさん。
「すべてのガンを過去5年治療していないこと」
ではなくて、
「一部のガンは過去10年治療していないこと」
にするとか、
「遺伝性のガンは不担保にする」
などし、その分、保険料を割安にした引受基準緩和型のガン保険を販売してみてはどうでしょうか?


ということでまとめですが、個人的にはこの保険はおすすめできません
ガンを経験したことがない私が言うと「軽はずみに言わないでほしい」と反感を買うかもしれませんが、ガンを経験された方にとっては、このような保険は本当に画期的で有意義な保険だと思います。だからこそ、ここまでの割高な保険料が許せないのです。

終身医療保険は加入すべきではないのページでも似たようなことを記載していますが、このような元を取ることがほぼ不可能な保険へ加入するのなら、その分の保険料を貯蓄に回したり、老後の医療費対策であれば個人年金保険に加入するなどしたほうがよいと思います。

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