特定疾病保障保険(三大疾病保障保険)の種類
記事更新日:2018.5.25
掛け捨ての定期型と貯蓄機能付きの終身型
それでは特定疾病保障保険の種類について見ていくよ。 | |
ういす。 | |
この保険は大きく定期型と終身型の2つに分けられる。 |
定期型 |
保険期間が定期の保険。定期とは期間が定まっているという意味。 「5年間」、「10年間」、「60歳まで」というように保険期間が定まっている。 例えば「保険期間:60歳まで」という契約の場合は、60歳までに ・亡くなってしまった時 ※ただし受け取れるのはどれか1回のみ。 保険期間内に上記のどれにも該当しなかった場合は何も受け取れず掛け捨てになってしまう分、保険料は安くなっている。 |
終身型 |
定期型と同じく ・亡くなってしまった時 ※ただし受け取れるのはどれか1回のみ。 終身型は保険期間が終身(=一生涯)のため、いつかは必ず上記のどれかには該当する。つまり、いつかは必ず保険金を受け取れる。その分、保険料は高い。 |
保険料が定期型は安くて終身型は高いってあるけど、どれくらい差があるの? | |
こんな感じだね。とある会社の2014年当時のものだけど、参考にはなると思う。 |
定期型 | 終身型 | |
被保険者 | 30歳男性 | |
保険期間 | 60歳まで | 終身 |
保険料払込期間 | 60歳まで | |
保険金 | 500万円 | |
配当 | なし | |
月払保険料 | 3,525円 | 13,085円 |
なるほど、すごい差だね。 それぞれどんなメリット・デメリットがあるんだろう? |
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簡単に言ってしまえば、定期型は安いのがメリットだけど、掛け捨てであることが人によってはデメリットと思うかもしれない。 終身型は貯蓄性があり掛け捨てじゃないことがメリットだけど、保険料が高いのがデメリットだ。 好みの問題と言えば好みの問題だけど、前のページで触れたようにこの保険は現役時代のみ有効だと私は思うし、近年の市場金利の低下により終身型の貯蓄性はほぼなくなってしまったから、もし検討するにしても個人的には定期型がよいと思う。 |
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なるほど。 | |
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