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がん保険 終身払いと短期払いはどちらが有利か?

記事作成日:2016.3.9

どちらでも大きな有利不利はない。それよりも無理なく払っていけることが重要。

がん保険は保障が一生涯続くタイプ(終身がん保険)を管理人は推奨しているのですが、この終身がん保険、保険料の払込期間が終身払い短期払いと2つあり、加入時に一般的に選択可能です。


終身払い(しゅうしんばらい)
は、保険料を終身(一生涯)払い続ける方法です。


短期払い(たんきばらい)
は、保険料の払込期間が終身払と比較して短期になっている方法です。
60歳払込満了や65歳払込満了などがあります。
例えば60歳払込満了であれば60歳で保険料の払込が満了し、それ以降は払う必要がなくなります。その分、60歳までの保険料は終身払の時よりも高額になっています。


では終身払と短期払ではどちらがよいのか?
結論から言ってしまうと大きな有利不利はありませんので、好きな方を選んで構わないと思います。

某社の終身がん保険に、30歳女性のA子さんが加入する場合で比較してみます。


◆A子さんが加入する場合の比較
終身払 60歳払込満了
月払保険料 2,253円 3,550円
保険料はいつまで払う必要があるか? 終身(一生涯) 60歳まで
平均寿命(89歳)までガンを発症することなく
生存した場合の保険料総額は?
162万円 128万円


上記のとおり、平均寿命まで生存した場合の保険料総額は、60歳払込満了のほうが約34万円も少なくなるためかなり有利に見えます。
しかしこれは全くインフレを考慮しない場合です。
今後の日本のインフレ率が年1%で継続した場合、月払保険料2,253円の価値は下記のように低下していきます。つまり保険料の負担が実質的には徐々に少なくなっていくのです。


◆インフレ率1%で推移した場合
西暦 経過
年数

(年)
2016年に100円で
売っていたものが
いくらになっているか
(円)
100円玉
の価値

(円)
月払保険料
2,253円
の価値
(円)
2016 0 100 100 2,253
2026 10 110 90 2,040
2036 20 122 82 1,846
2046 30 135 74 1,672
2056 40 149 67 1,513
2066 50 164 61 1,370


このインフレを考慮した場合だと下記になります。


◆A子さんが加入する場合の比較(インフレ考慮時)
平均寿命(89歳)までガンを発症することなく
生存した場合の保険料総額の価値は?
終身払 60歳払込満了
123万円 111万円


インフレを考慮しない場合は差額が34万円もありましたが、インフレを考慮した場合だと12万円くらいしか差がなくなります。

60歳払込のほうが少しだけ総額が安く有利ですが、それより何より保険料は無理なく払っていける額にすることが大事ですので、60歳払込を選択した時の月払保険料
(今回の例では3,550円
を払っていけるか不安な場合は、終身払
(今回の例では2,253円
を選択するとよいと思います。


年間の保険料全額が介護医療保険料控除の対象になるのなら60歳払込を推奨

どちらでも構わないと言っておきながら矛盾するようですが、ガン保険の年間の保険料の全額が介護医療保険料控除の対象になるのなら、節税額が大きくなる60歳払込をできるだけ選択するとよいと思います。

例えば先ほどの30歳女性のA子さんが、年収360万円の会社員だったとします。
そしてガン保険以外に、月払保険料1,000円(年間保険料12,000円)の医療保険に加入していたとします。

医療保険はガン保険と同じく介護医療保険料控除の対象です。つまり医療保険とガン保険の合計で、年間保険料8万円までが控除の対象になります。医療保険で年間12,000円払ってしまっていますので、


80,000円-12,000円=68,000円


つまり、ガン保険の年間保険料が68,000円以内であれば全額を控除の対象にできます。
A子さんの場合、


終身払選択時  月払保険料2,253円 → 年間保険料27,036円
60歳払込選択時 月払保険料3,550円 → 年間保険料42,600円


でしたので、どちらも68,000円以内に収まっています。
この場合であれば下記のとおり、60歳払込を選んだほうが節税額が大きくなります。


◆節税額の比較
終身払 60歳払込満了
医療保険の年間保険料 12,000円
がん保険の年間保険料 27,036円 42,600円
医療保険+ガン保険の年間保険料 39,036円 54,600円
その年に納めなければいけない所得税と住民税が
合計でいくら減るか?(節税になるか?)
3,850円 4,630円


このとおり60歳払込を選択したほうが、その年の納税額が約800円も少なくなります。
たったの800円と思うかもしれませんが、税金て本当にできるだけ払いたくないものですから、800円でも気分的には大きく違いませんか!?(^^)

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