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先進医療特約は終身がん保険につけるべき

記事作成日:2013.10.23

高額な先進医療はがんの治療目的のものばかり

通常の健康保険が使える治療の場合は、70歳になると医療費の自己負担割合が3割から2割に、75歳になると1割に減少するけど、先進医療の技術料は前にも記載したとおり健康保険の適用外なので、70歳であろうと80歳であろうと10割を患者が負担しなければならない。

ということは、先進医療特約は終身タイプ(保障が一生涯継続するタイプ)の保険につけるべきということになる。
もしも70歳で満了となる保険に先進医療特約を付けていたとすると、先進医療特約も70歳で終了となってしまう。そうすると、例えばもし71歳で高額な先進医療を受けることになった場合、保険が切れてしまっているので自力で費用を捻出しなければいけなくなる。
なるほど。ということは終身医療保険
(保障が一生涯継続し、保険料も上がらないタイプの医療保険)
に、この特約をつければいいってことかな?

ん、でも先生は終身医療保険はダメだって言ってたよね?
そうだね。終身医療保険は加入すべきではない。詳細はこちらのページを参照してほしい。
そしたらどの保険にこの特約は付けるのがいいの?
がん保険に付けることをおすすめしたい。
がんの治療の場合は他の病気の場合と比較して、先進医療自由診療(※)を受ける可能性が高いことから、がん保険は医療保険とは異なり終身タイプ(終身がん保険)を推奨している。

※詳細は割愛しますが、先進医療と同じく健康保険が効かないため、患者の10割負担となる診療です。
でもガン保険ってガンの治療時にしかお金が出ないんだよね?ってことはガン保険に先進医療特約をつけた場合は、がんの治療目的以外の先進医療を受けた場合にはお金が出ないってことだよね?それでもいいのかな?
いいんです!
なぜなら、技術料が高額な先進医療は、がんの治療目的のものばかり(※)だからだ。

前ページで出てきた、「主な先進医療一覧」を見てほしい。技術料が200万円以上の重粒子線治療や陽子線治療を含め、高額なものはがんの治療ばかりだ。よって、がんの治療目的の先進医療を受けた時だけお金が出るようになっていれば十分だと個人的には思う。

※糖尿病の先進医療で1,000万円を超える高額なものがありますが、こちらに記載のとおり国から費用が補助されるため実質負担は数十万円程度のようです。
なるほど。
次ページでは先進医療特約の保障額はいくらあればよいかを見ていくよ。

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