通常NISAはどんな人に向いているか?

記事更新日:2017.9.28

しばらく使う予定のないまとまった余裕資金がある方

※このコーナーでは、2014年に最初に開始したNISAを通常NISAと呼称します。


通常NISA
は、
しばらく使う予定のないまとまった余裕資金を、リスクを取って運用したい場合に適している
今現在はまとまった貯金がないけど、これから少しずつ積立貯金をしていきたい方に適していたつみたてNISAとは対照的な感じだね。
まとまった資金って具体的にいくらくらいなのかな?
個人的には50万円以上かな。
お金はなるべく働かせてなんぼ。ただ寝かせておくのはもったいない。通常NISA口座では年間に120万円まで株や投資信託などを購入できる。つまり120万円以内のまとまった資金を無駄なく働かせることができるわけだ。


つみたてNISA口座 通常NISA口座 ジュニアNISA口座
年間でいくらまで
投資信託などを購入可能か?
40万円 120万円 80万円
口座名義人になれるのは? 成人のみ 未成年のみ
購入可能な運用商品は? 金融庁の条件をクリアした
一部の投資信託のみ
株式投資信託


なるほど。
ちなみに余裕資金が120万円以上ある場合はどうなのかな?例えば200万円あったら?
その場合は可能であれば、親族の名義でもNISA口座 or ジュニアNISA口座を作って運用することを推奨したい。
例えばお子様がいる場合なら、


自分名義で通常NISA口座(年間120万円まで購入可能)
お子様名義でジュニアNISA口座(年間80万円まで購入可能)


の2口座を作成すれば、合計で200万円までその年のうちに投資できるので、余裕資金200万円を無駄なく働かせることができるわけだ。これについてはジュニアNISAのページもあわせて確認してほしい。
なるほど。


あくまでリスクを取って運用したい方にのみ適しています

繰り返しになるけど、通常NISAは


しばらく使う予定のないまとまった余裕資金を、リスクを取って運用したい場合に適している


「リスクを取って」

というのは、言い換えると

「元本割れする可能性があることを承知の上で、大きく利益が出ることを期待して」

ということ。
なのでいくら余裕資金があっても、元本割れは絶対にNGという方にはNISAは向いていないんだ。
なるほど。
ちなみにじゃあそういう場合はどんな方法で運用するのがいいのかな?
そう言われると難しいんだよなあ。
2016年までは一時払いの保険でもそこそこ増やすことができたけど、低金利が進んでしまって保険ではもう増やすことはほぼできないし。
社債の中にはソフトバンク債のように年利が高いものあるけど、元本割れの可能性はゼロではないし。

元本割れNGとなるとネット銀行系の定期預金しかないかも。それらも金利(年利)は高いものでも0.1%程度
あおぞら銀行のダイレクト定期預金など)
しかないけどね・・・。
0.1%ってことは、100万円預けてても1年で1,000円しか増えないってことだよね。切ないし、あまりにも面白くないなあ・・・。
そうだね。なので余裕資金なのだったら、思い切ってリスクを取ってNISAに挑戦するのもアリだと思う。
また後々のページで詳しくは記載したいと思うけど、
購入する運用商品と運用期間次第では、ほぼ確実にプラス運用を期待することもできる
しね。
なるほど。
ちょっと自信がなかったら、まずは余裕資金のうちの半分だけとか、10万円だけをNISAに充ててみるとかもいいよね?
そうだね。


住宅ローン返済中の方は繰り上げ返済も検討を推奨

このサイトのいろいろなところで書いているけど、住宅ローン返済中の場合は、余裕資金を貯金に充てるよりも繰り上げ返済に充てるほうが有利になりやすい。住宅ローン控除が終了している場合や金利が高い場合だと特にね。
(個人的には1%超だともう高いかなと思います)

通常NISAは先ほど記載したとおり、購入する運用商品と運用期間次第では高確率でプラス運用になるとはいえ、金利1%の住宅ローンの繰り上げ返済をすればノーリスクで1%の運用をしたこととほぼイコールになる。
ノーリスクで1%
なんて素晴らしすぎる投資だから。
なるほど。そしたら余裕資金が100万円あったら、通常NISAに充てるよりも繰り上げ返済を優先したほうがいいってことか。
そうだね。
あくまで余裕資金なのだから
「絶対に繰り上げ返済を優先すべき」
とは言わないけど、検討はぜひ推奨したいと思う。
なるほど。
では次のページ(管理人が通常NISAをはじめることにしました)へ。