通常NISAはどんな人に向いているか?
記事更新日:2019.6.1
既に余裕資金がある方
※このコーナーでは、2014年に最初に開始したNISAを通常NISAと呼称します。 通常NISA は、 既にある余裕資金を運用したい場合に適している。 |
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今現在は貯金がないけど、これから少しずつ積立貯金をしていきたい方に適していたつみたてNISAとは対照的な感じだね。 | |
そうだね。 銀行預金になんとなく預けたままになっている方は多いと思うけど、お金はなるべく働かせてなんぼ。ただ寝かせておくのはもったいない。通常NISA口座では年間に120万円まで株や投資信託などを購入できる。つまり120万円以内の余裕資金を無駄なく働かせることができるわけだ。 |
課税口座 | NISA(非課税口座) | |||
つみたてNISA | 通常NISA | ジュニアNISA | ||
年間でいくらまで 投資信託などを購入可能か? |
上限なし | 40万円 | 120万円 | 80万円 |
購入可能な商品は? | ・債券 ・株式 ・投資信託 ・ETF など |
金融庁の条件を クリアした一部の 投資信託のみ |
・株式 ・投資信託 ・ETF ※債券は購入不可 |
※詳細な違いは3種類のNISAの比較表を参照願います。
なるほど。 ちなみに余裕資金が120万円以上ある場合はどうなのかな?例えば200万円あったら? |
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・課税口座で運用する ・親族の名義でNISA口座 or ジュニアNISA口座を作って運用する などが考えられるかな。 例えばお子様がいる場合なら、 自分名義で通常NISA口座(年間120万円まで購入可能) の2口座を作成すれば、合計で200万円までその年のうちに投資できるので、余裕資金200万円を無駄なく働かせることができる。これについてはジュニアNISAのページもあわせて確認してほしい。 |
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なるほど。 |
住宅ローン返済中の方は繰り上げ返済も検討を推奨
このサイトのいろいろなところで書いているけど、住宅ローン返済中の場合は繰り上げ返済も検討してほしい。住宅ローン控除が終了している場合や金利が高い場合だと特にね。 (個人的には1%超だともう高いかなと思います) 通常NISAは購入する運用商品と運用期間次第では高確率でプラス運用になるとはいえ、金利2%の住宅ローンの繰り上げ返済をすればノーリスクで2%の運用をしたこととほぼイコールになる。 ノーリスクで2% なんて素晴らしすぎる投資だから。 |
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なるほど。 |
ローリスク・ローリターンからハイリスク・ハイリターンまで様々な運用が可能
余裕資金を運用するといっても、 そんなに増えなくても良いので、なるべく元本割れは避けたい。 というローリスク・ローリターン志向の人もいれば 大きく元本割れしてしまってもそれはそれで構わないので、大きく増えるかもしれない夢のある運用方法でいきたい。 というハイリスク・ハイリターン志向の人もいると思う。 通常NISAは、そのどちらにも対応できるんだ。詳しくは 次のページ(管理人が通常NISAをはじめることにしました)以降で。 |