つみたてNISAはどんな人に向いているか?

記事作成日:2017.9.18

10年以上未来に向けて貯金したい方

つみたてNISAは名前の通りだけど、毎月1万円ずつといった感じで積み立てをしていくNISAだ。
今現在はまとまった余裕資金(※)がないけど、これから少しずつ積立貯金をしていきたい方に適している。ただし個人的には、
少なくとも10年以上未来に向けての貯金をしたい方に推奨
したい。

※既にまとまった余裕資金がある方は通常NISAを推奨します。

ん?ということは、

「5年後くらいに車を買いたいから、それに向けて積立貯金しよう」

っていう人には向かないってこと?
ああ。
詳しくは後々のページで書こうと思うけど、つみたてNISA口座で購入できるのは

長期間運用するとプラス運用になる可能性が高い投資信託

に限られている。
逆に言えば、短期間だとマイナス運用(元本割れ)になってしまう可能性もかなり高い。
なので5年後の車に向けての貯金には、あまり向いていないと思う。
なるほど。じゃあ5年後に向けての積立貯金だったらどうすればいいのかな?
そう言われると難しいところだなあ。
昔はそういうのに適した保険もあったけど、あまりにも低金利が進んでしまって消滅してしまったし。
今だと銀行の積立定期預金くらいしかないかも。
それって年利はどれくらいなの?
私が調べた限り、1番高い銀行(イオン銀行など)でも0.1%くらいだったので、残念ながらほとんど増やす力はない。ただ強制的に指定した金額が毎月引き落とされるので、強制的に貯金したい方には向いているかな。
なるほど。
けどなんか増えないってわかっているのは面白くないよね。
そうだね。なので、


5年後だとマイナス運用になってしまう可能性(リスク)が高くなるとしても、増えないとわかっている銀行預金よりは大きくプラスになる可能性もあるつみたてNISAでいきたい


というなら、それはそれで全然アリだと思う。
なるほど。


特に向いているのは学資金の貯金

繰り返しになるけど、つみたてNISA口座で購入できるのは

長期間運用するとプラス運用になる可能性が高い投資信託

に限られている。
よって、10年以上未来に向けての貯金が適している。
なかでも個人的には学資金の貯金に適していると思う。
詳しくは後々のページで取り上げるけど、私も学資保険の代わりとして考えているんだ。
なるほど。
たしかに学資保険って、大学の学費のための貯金がメインだもんね。まさに10年以上未来のための貯金だね。

未来のためというと、老後資金の貯金にもつみたてNISAは向いているのかな?
もちろん、向いているといえば向いている。
けれど老後のための貯金は
iDeCo(イデコ=個人型確定拠出年金)
のほうが更に節税面が有利なため、まずはiDeCoから検討することを推奨したい。
ということでまとめると以下のとおり。


つみたてNISAが向いている方
10年以上未来に向けて貯金をしたい方。
特に学資保険のように将来の学費を貯金したい方に推奨。

※老後のための貯金はiDeCoを推奨
※「学費の貯金目的でない&住宅ローン返済中」の場合は繰り上げ返済を推奨


ん?
「学費の貯金目的でない&住宅ローン返済中」の場合は繰り上げ返済を推奨
ああ。
このサイトのいろいろなところで書いているけど、住宅ローン返済中の場合は、余裕資金を貯金に充てるよりも繰り上げ返済に充てるほうが有利になりやすい。住宅ローン控除が終了している場合や金利が高い場合だと特にね。
(個人的には1%超だともう高いかなと思います)

つみたてNISAは長期ならプラス運用になりやすいとはいえ、金利1%の住宅ローンの繰り上げ返済をすればノーリスクで1%の運用をしたこととほぼイコールになる。
ノーリスクで1%
なんて素晴らしすぎる投資だから。
なるほど。そしたら毎月1万円ずつつみたてNISAで貯金するよりも、毎月1万円ずつ繰り上げ返済したほうがいいってことか。
ん?
だったら学費の貯金目的の人でも、住宅ローン返済中の場合は繰り上げ返済を優先したほうがいいんじゃ?
いや、学費だけはある意味別枠で貯金しておいたほうがいいものだと思う。

「繰り上げ返済を頑張っていたので学費が用意できませんでした」

となってしまったら大変だから。
なるほど、たしかに。
では次のページ(管理人がつみたてNISAをはじめることにしました)へ。