EXE-i 新興国株式ファンド 実質コストと詳細解説

記事作成日:2016.9.30

実質コストなどの推移(税込)

時期 初期コスト ランニングコスト 換金時のコスト
販売手数料 信託報酬(運用管理費用) その他コスト
実質コスト
①+②
信託財産留保額
当商品分 海外ETF分 合計
第4期 2016/5~2017/5 ノーロード
(無料)
0.25% 0.14% 0.39% 未発表 未発表 なし(無料)
第3期 2015/5~2016/5 0.06% 0.45%
第2期 2014/5~2015/5 0.16%※1 0.41% 0.16% 0.57%
第1期 2013/5~2014/5 0.17% 0.42% 0.16% 0.58%

※ 実質コストは下記の運用報告書より管理人が計算
※1 下記の「投資対象」のとおり、2015年2月に投資先ETFが変更になったタイミングで、海外ETF分の信託報酬が低下しています。


リンク

基準価格推移やリターン情報 運用報告書
運用会社(SBIアセットマネジメント)公式サイト
販売会社(SBI証券)公式サイト
運用会社公式サイトにてダウンロード可


投資対象

投資対象 投資先の海外ETF名(ベンチマーク) 投資割合
新興国の
株式市場全体
2015年2月以降
シュワブ エマージング・マーケッツエクイティETF
(FTSE・エマージング・インデックス)

2015年2月以前
バンガード FTSE・エマージング・マーケッツ ETF
(FTSE エマージング・マーケッツ・オールキャップ中国A株トランジション・インデックス)
90%
新興国の
株式市場全体
(小型株を含む)
2015年2月以降
iシェアーズ コア MSCIエマージング・マーケッツ ETF
(MSCIエマージング・マーケッツ インベスタブル マーケット インデックス)

2015年2月以前
i シェアーズ MSCI・エマージング・マーケット・ミニマム・ボラティリティ ETF
(MSCIエマージング・マーケット・ミニマム・ボラティリティ・インデックス)
10%


詳細解説

EXE-i 新興国株式ファンド
は、新興国に投資する2種類の海外ETF(上場投資信託)に投資する投資信託商品です。
投資信託(ETF)に投資する投資信託ですのでファンドオブファンズです。
ファンドオブファンズは、信託報酬が二重にかかってくるため一般的に高額になりがちですが、信託報酬が格安の海外ETFに投資することで0.39%という割安な信託報酬を実現しています。

個人型確定拠出年金は株式やETFの直接購入はできません。それに海外ETFは、信託報酬は低いものの買付手数料が一般的に高額なため、購入時は高額購入(100万円以上など)の必要性がありました。つまりコツコツと少額で積み立てるような商品ではありません。
このEXE-iはそれを実現した商品です。個人型確定拠出年金で新興国の株式に投資するのであれば、現状ではベスト商品だと思います。私が個人型確定拠出年金の加入先としてSBI証券を選択したのは、この商品を扱っていることが決め手でした。楽天証券の新興国株式向け商品の信託報酬は0.59%でしたので・・・。

なお、本来であれば1種類の海外ETFにのみ投資すれば更にコストは低くなるはずなのですが、法律上の制約があるため、やむをえず2種類に投資しているようです。


参考指数はFTSE社作成のFTSE・エマージング・インデックスです。
上記の「投資対象」のとおり、投資先の90%がこの指数をベンチマークにしたETFのため、ほぼこの指数に連動した運用になります。ただし投資先の10%は別の指数をベンチマークにしたETFなので、その分だけズレは生じやすくなっています。残念ながらこれまでの運用レポートを見ると、参考指数よりやや低い運用成績となってしまっています。

投資先の企業の国別の比率としては、中国が1位で15~20%。台湾、インド、ブラジル、南アフリカ、香港、メキシコが数%~10%程度で続きます。ポイントは韓国には投資していないことです。韓国は指数作成会社によっては「新興国」としていることもあれば「先進国」としていることもありますが、FTSE社は先進国としているため、新興国株式指数に韓国株は含まれません。


新興国の株式は最もハイリスクハイリターンな分野です。ですが日本以外の先進国株式と同様、長期的に見れば成長が確実視されています。長期運用となる個人型確定拠出年金の運用先としては面白いと思います。ですので管理人は、SBI証券で個人型確定拠出年金に加入後は毎月の掛金23,000円のうちの半分を、このファンドに思い切って投資していこうと考えています。残り半分は日本以外の先進国株式に投資するDCニッセイ外国株式インデックスファンドの予定です。