年末調整の保険料控除でいくら税金が安くなるか?
記事更新日:2020.10.16
それでは保険料控除申告を行うことで、具体的にいくら節税になるか (納めなければいけない税金がいくら安くなるか) を見ていくよ。 ※本ページでは復興特別所得税は考慮していません。 |
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ういす。これは気になるね! | |
そうだね。 では、本コーナーの参考例としてみてきた鈴木一郎さんの場合で見ていくよ。鈴木さんが申告した各保険の年間保険料は以下のとおり。 収入保障保険:39,240円 |
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うむうむ。 | |
そしてこの内容を入力したExcelひな形(入力例)を見ると、下記のようになっている。 生命保険料控除額:87,680円 これが所得税の保険料控除額になる。 |
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え、じゃあ104,180円も所得税が安くなるの? | |
いや、 所得税節税額 =保険料控除額×所得税率 になる。 所得税率は5~45%の範囲で、一般的に年収が高いほど税率も高くなる。 仮に今回の鈴木さんが年収400万円くらいだった場合は、所得税率は5%になることが多いので、 所得税節税額 となる。 |
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なるほど。5,200円っていったら大きいね! | |
そうだね。けど更に、所得税だけでなく住民税も節税になる。 詳細は割愛するけど、今回の鈴木さんの場合、住民税の保険料控除額は75,090円になる。住民税率は全国のほとんどの自治体で10%なので、 住民税節税額 となる。 |
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おお~!そしたら所得税と住民税合わせて、約13,000円も節税になるってことか。そしたら絶対申告しないとだね。 | |
そうだね。今回のコーナーはここまで。ここまで読んでくれてありがとう。 | |
お疲れさまでした~。 |