チューリッヒ生命 終身ガン治療保険プレミアムDX(デラックス) 評価 2018年4月改定

記事更新日:2018.4.10

評価データ

商品名
(販売時期)
更新タイプ がん診断給付金 上皮内がん
の保障
がん診断時に
以後の保険料
払込免除
総合
評価
主契約 先進医療
特約
給付
回数
2回目以降の
給付条件
終身ガン治療保険
プレミアムDX

2018年4月~

終身型

終身型

無制限
主契約の給付
は同等

あり(有料)
悪性新生物時のみ
終身ガン治療保険
プレミアム

~2018年3月
MY終身ガン保険
~2014年10月

定期型

悪性新生物時
と同等

なし


申込可能年齢 申込可能な最低保険料 リンク
月払を選択時 年払を選択時
6~80歳 月払保険料
1,500円
以上で申込可
年払保険料
15,000円
以上で申込可
改定告知(2018年4月)
発売告知(2014年11月)
公式サイト(保険料試算&ネット申込可)
・がん保険評価ランキング
がん保険の選び方の結論


評価コメント

※推奨プランと申込方法はこのページの最下部にあります。途中の説明を省きたい方はジャンプして下さい^^


終身ガン治療保険プレミアムDX(デラックス)
は、保険料が途中で上がることなく、保障は一生涯続く終身がん保険です。

2018年4月に内容が改定され、商品名もプレミアムからプレミアムDXに変わりました。後ほど詳しく見ていきますが、改定後は弱点がカバーされより優良保険になったと思います。がん保険の選び方の結論で詳しくは記載していますが、がん保険を検討中の方は、この保険と朝日生命「スマイルセブンSuper」を比較検討されることを推奨したいと思います。
下記の参考プランを元に、改定内容を含め詳しく見ていきたいと思います。


◆参考プラン

放射線治療給付金:月額10万円
抗がん剤・ホルモン剤治療給付金:月額10万円
自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤治療給付金:月額20万円
ガン先進医療特約:あり
悪性新生物保険料払込免除特約:あり
保険期間:終身
保険料払込期間:55歳満了(55歳で保険料の払込は終了)
保険料(30歳男性)
:年払保険料22,162円、月あたり1,847円、総額554,050円



主契約① 放射線治療給付金

ガン保険は、
診断給付金
(がんと診断された時に受け取れる給付金)

入院給付金
(入院をした時に日数に応じて受け取れる給付金)
主契約となっているものが一般的ですが、この保険はかなりユニークな内容となっており、


放射線治療給付金
抗ガン剤・ホルモン剤治療給付金
自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤治療給付金


の3つが主契約になっています。

つまり、主契約だけで加入した場合、
「ガンと診断され手術を受けた」
というだけでは1円も給付されないということです。

これを良いと捉えるか悪いと捉えるかは人それぞれだと思いますが、個人的にはアリだと思います。なぜなら、
ガンの治療費が高額になりやすいのは、放射線治療と抗ガン剤治療を受けた場合だから
です。
手術を受けるのは1~2回だけというケースがほとんどですが、放射線治療や抗がん剤治療は長期に渡るケースが多いからです。
この保険は、その治療費が高額になりやすい「放射線治療」と「抗がん剤治療」に保障を絞っているということです。合理的にできているということです。



放射線治療給付金
は放射線治療を受けた時に受け取れる給付金です。
参考プランは

「放射線治療給付金:月額10万円

でしたので、例えば放射線治療を4か月間受けた場合は、10×4で40万円を受け取れます。給付回数は無制限ですが、主契約3つの給付金を合わせて通算2,000万円が限度です。


主契約② 抗がん剤・ホルモン剤治療給付金

抗ガン剤・ホルモン剤治療給付金
は、抗がん剤やホルモン剤治療を受けた時に受け取れる給付金です。
参考プランは

「抗がん剤ホルモン剤治療給付金:月額10万円

でしたので、例えば抗がん剤治療を6か月間受けた場合は、10×6で60万円を受け取れます。①と同じく給付回数は無制限ですが、主契約3つの給付金を合わせて通算2,000万円が限度です。

ただしこの②の給付条件は


公的医療保険制度の給付対象となる所定の抗がん剤またはホルモン剤の投与・処方を受けられた時


となっています。
公的医療保険制度とは、いわゆる健康保険のこと。よって
「公的医療保険制度対象の治療」
というのは、病院の窓口で保険証を提示すれば自己負担が3割となる一般的な治療のことです。

しかし日本(厚生労働省)は欧米諸国と比較して新開発の抗がん剤の使用認可が遅いケースが多く、それらを使用した場合は
自由診療(=健康保険適用外の治療)
となるケースがこれまで多々ありました。

自由診療で未承認の抗がん剤治療を受けた場合は、この②の給付金は受け取れません。
旧商品の主契約は①と②だけでしたので、自由診療を受けた時には1円も給付金を受け取れませんでした。

その弱点をカバーするために新商品で追加になったのが次の③です。


主契約③ 自由診療抗がん剤・ホルモン剤治療給付金

自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤治療給付金
は、厚生労働省未承認の抗がん剤やホルモン剤治療を受けた時に受け取れる給付金です。
参考プランは

「自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤治療給付金:月額20万円

でしたので、例えば厚生労働省未承認の抗がん剤治療を12か月間受けた場合は、20×12で240万円を受け取れます。

①②とは異なり給付回数は通算で12ヵ月までとなっているため、12ヶ月分(240万円)を受け取ってしまうと、それ以上はもう受け取ることができません。

この制限があるのはやや残念です。
けれど、これまでにあった未承認の抗がん剤の中には、承認薬では1年かかる治療を半年で済ませられるものなど、治療期間を短縮できるものがいくつもありましたので、そういった時にはこの給付金があると大きいと思います。

なお、給付を受けられるのは、厚生労働省未承認かつ欧米では承認済の抗がん剤ホルモン剤治療に限られます。


ガン先進医療特約について

ガン先進医療特約
は、がんの先進医療を受けた時に給付金を受け取れる特約です。
給付額は技術料相当額+15万円のため、例えば技術料300万円の先進医療を受けた場合は315万円を受け取れます。
給付額は通算で2000万円までです。十分です。

私はこちらのページのとおり、先進医療特約は終身がん保険につけるべきと考えています。またこちらのページのとおり、先進医療特約の保険期間も終身になっているものを高く評価しています。この保険もそれをクリアしていますので高評価です。


悪性新生物保険料払込免除特約について

終身がん保険は、がんと診断されてしまった時に以後の保険料の払込が免除になる保険料払込免除特約があるものを推奨しています。

この保険もこの特約があります。
この保険では悪性新生物保険料払込免除特約という名称です。
その名のとおりガンの中でも悪性新生物のみ対象となっており、超初期のガンである上皮内新生物(上皮内がん)と診断を受けた時は免除になりません


まとめ

これまで見てきた参考プランの保険料は、30歳男性が加入し55歳までにすべての保険料を払いきってしまう場合で


年払保険料22,162円、月あたり1,847円、総額554,050円


です。
ちなみに旧商品は同じ条件で


年払保険料17,736円 月あたり1,478円 総額443,400円


でしたので、自由診療時の給付金が追加されたことで約25%ほど保険料も値上げしています。
けれど25%分の価値は十分にあると思いますし、それを加味しても相変わらず安価です。
そして安価でも、治療費が高額になりやすいケース
(放射線治療や抗がん剤治療が長期に及んでしまった時)
には十分に対応できると思います。

そのため、評価をとしました。


推奨プランと申込方法

個人的な推奨プランは参考プランで取り上げていた


放射線治療給付金:月額10万円
抗がん剤・ホルモン剤治療給付金:月額10万円
自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤治療給付金:月額20万円
ガン先進医療特約:あり
悪性新生物保険料払込免除特約:あり


です。


これで保険料は、30歳の方が55歳払込満了
(55歳で保険料の払込が満了する。保障は一生涯続く。)
で加入する場合で


男性
年払保険料22,162円、月あたり1,847円、総額554,050円

女性
年払保険料18,573円、月あたり1,548円、総額464,325円


という安さです。
加入後に途中で保険料が上がることはありません。
配当は無く、解約返戻金も全くないかあっても僅かのため、ほぼ掛け捨てです。

保険料シミュレーションページで年齢別の保険料の見積もりが可能ですので、そちらも確認されるとよいと思います。
申込も同じシミュレーションページの右下の
「今すぐインターネットで申込」
というボタンから可能です。

なお払込満了年齢は
「55歳払込満了」「60歳払込満了」「終身払」
などいくつかありますが、
がん保険 終身払と短期払いはどちらが有利か?
で詳述のとおり大きな有利不利はないため、好きなものを選んで構わないと思います。
ただしこの保険は、月払選択時は月払保険料1,500円以上、年払選択時は年払保険料15,000円以上でない申込できませんので、その範囲内になるように調整は必要です。