住友生命の主力商品 プライムフィット・Wステージ・ライブワン・未来デザイン1UP・Vitality(バイタリテイー) 評価と見直し方法

記事更新日:2018.7.18

住友生命の主力商品一覧

商品名 販売時期 保険種類 評価 リンク
プライムフィット 未来デザイン1UP Vitality 2018年~ 組立保険 発売告知
公式サイト
プライムフィット 未来デザイン1UP 2017年~ 組立保険
プライムフィット
2017年~ 組立保険 公式サイト
発売告知
約款
ライブワン 未来デザイン1UP 2015年~ アカウント型保険 発売告知
Wステージ 未来デザイン1UP 2015年~ 定期付き終身保険 発売告知
ライブワン 未来デザイン
2013年~ アカウント型保険
Wステージ 未来デザイン
2011年~ 定期付き終身保険 発売告知
Wステージ
2011年~ 定期付き終身保険 公式サイト
Wステージ約款
ライブワン
2001年~ アカウント型保険 公式サイト
改定告知(2010年)
ライブワン約款


評価コメント

他の大手会社は主力商品は1つに絞っており、新商品を出すと旧商品は販売終了にしています。
しかし住友生命は1つに絞らず現在は3つとなっています。
非常にわかりづらいですが、失礼ながら
いずれも低評価で、見直しによって全解約を目指すべき保険
ですので、しっかり理解する価値もないと思います。
ですので一応簡単に説明していきますが、気楽に読んでもらえればと思います。


2017年以降の主力商品は
ライブワン
Wステージ(ダブルステージ)
プライムフィット
の3本立てとなっています。


そしてそれぞれに生活障害収入保障特約を付けたプランには
未来デザイン1UP(ワンアップ)
という愛称が付けられて販売されています。
例えばWステージにこの特約を付けたプランでしたら
Wステージ 未来デザイン1UP
です。


2014年までは、それぞれに新介護収入保障特約・逓減型を付けたプランに未来デザインという愛称が付けられて販売されていました。
例えばWステージにこの特約を付けたプランでしたら
Wステージ 未来デザイン
でした。しかし2015年以降は1UP付きのプランが精力的に販売されているようです。


2018年8月からは、ジムに通うなど健康増進に努めている人は保険料が最大で30%割引になる健康増進乗率適用特約が新設されます。そしてこの特約を付けたプランには
Vitality(バイタリティー=生命力)
という愛称が更に付けられて販売されます。
例えば「プライムフィット 未来デザイン1UP」にこの特約を付けたプランでしたら
プライムフィット 未来デザイン1UP Vitality
です。
もう愛称の後付け後付けで混乱しますね・・・。
そして厳しいようですが、元々の保険料が高すぎるので、失礼ながら30%割引になったところで魅力はありません。



ライブワンアカウント型保険です。
アカウント型保険は、主契約(必ず契約しなければいけない部分)がアカウントという貯蓄のような部分になっています。そしてそれに定期保険医療保険などの保険が特約で山ほどセットになったプランを保険会社はおすすめしてきます。

Wステージ定期付き終身保険です。
終身保険が主契約となっており、それに定期保険をはじめ特約が山ほどセットになったプランを保険会社はおすすめしてきます。

プライムフィット組立保険です。
主契約はありませんが、同じく多数の保険が特約で山ほどセットになったプランを保険会社はおすすめしてきます。

つまるところ、主契約がアカウントだろうが終身保険だろうが無であろうが、3つともに特約が山ほどセットになった保険だということです。
そしてセット売りにすることでうやむやにしようとしているのかもしれませんが、それぞれの特約の保険料が他社と比較してとても高いです。これは住友生命だけではないですが、大手会社は人件費などの経費がとても高いため、必然的に保険料が割高な保険ばかりなのです。例えばセットの中に組み込まれることの多い定期保険は、評価ランキングのとおり安い会社の2倍以上の高い保険料です。

そのため加入はおすすめできませんし、もしも加入してしまっている場合は早急な見直しをおすすめします。


見直し方法1 特約について

下の表は2015年の発売告知にあるライブワン 未来デザイン1UPのモデルプランです。これを基に、私だったらどう見直すか?
というのを見ていきたいと思います。


※プライムフィット及びWステージの見直し方法は、このページの最後のほうで触れています。



契約形態 保障内容 保険期間
保険料払込期間
主契約 保険ファンド[06] 3年ごと利率変動型積立保険 月払保険料1,000円 終身
特約 1UP(生活障害収入保障特約)5回保証逓減型 年金年額180万円  65歳
収入保障特約 5回保証逓減型 年金年額120万円  65歳
LiVガード特約(特定重度生活習慣病保障特約) 200万円  10年更新
災害・疾病関係特約
(災害割増特約、がん診断特約、傷害特約、がん薬物治療特約、傷害損傷特約、新先進医療特約、総合医療特約、入院保障充実特約、成人病入院特約、がん入院特約)
10年更新


月払保険料
35歳男性:19,304円  45歳男性:25,931円


このとおり主契約のアカウント部分(保険ファンド)を軸に、たくさんの特約がセット売りになっています。そして一部の特約以外は10年更新型のため、10年毎に自動更新する度に保険料が値上がりしていき、一生涯では何百万円~何千万円という財産を吸い取られてしまいます。そしてそれだけ払っても、これらの特約はすべて掛け捨てタイプのため将来戻ってくるお金はわずかです。ですのでなるべく早急に見直しすべきです。
35歳で加入し45歳の更新のタイミングを迎えた時、もし私ならどう見直すか?
という視点でみていきます。


特約から見てきます。


1UP(生活障害収入保障特約)
は、所定の就業不能状態となってしまった時に年金を受け取れるようになる、いわゆる就業不能保険です。所定の状態は国民年金・厚生年金保険の障害等級2級以上などです。今回は
「年金年額180万円、保険期間65歳
ですので、毎年180万円を生存している限り65歳まで受け取り続けることができます。
保険料は65歳まで毎月同額を払います。
就業不能保険はこちらのページのとおり私は必要性が低いと考えていますので、私でしたらこの特約は即時で解約します。もしもこのような保険があったほうがよいということであれば、他社の就業不能保険に加入の上でこの特約は解約するとよいと思います。


収入保障特約
は、亡くなってしまったり高度障害状態となってしまった時に年金を受け取れるようになる特約です。今回は
「年金年額120万円、年金支払対象期間65歳
のため、毎年120万円を被保険者が65歳になったであろう年まで遺族が受け取り可能です。これはいわゆる収入保障保険ですね。
ということで私なら収入保障保険評価ランキング上位の保険を新たに契約し、新しい保険の保障が開始したらこの特約は解約します。


LiVガード特約(特定重度生活習慣病保障特約)
は、特定の9疾病
(がん、心筋梗塞、脳卒中、動脈疾患、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)
で所定の状態となってしまった場合に、保険金200万円を受け取れる特約です。受け取れるのはいずれか1回のみです。特定疾病保障保険をアレンジしたようなものですね。
こちらのページで詳しくは記載していますが、私はそもそも心筋梗塞や脳卒中の保障は必要性が低いと考えています。
よってこの特約も私なら即時解約します。
がんの保障だけはほしいですので、がん保険に未加入でしたらこの機に加入します。その場合はがん保険の保障が開始してからLiVガード特約は解約します。先にLiVガード特約を解約し、がん保険の保障が始まる前にがんと診断されてしまうと、何も受け取れなくなってしまいますので・・・。
がん保険は契約してから3ヶ月くらい経過しないと保障が開始されないため注意して下さい。
心筋梗塞や脳卒中などの保障もあったほうがよいということであれば、がん保険に加入する際にこれらの保障もある朝日生命のスマイルセブンに加入するとよいと思います。


災害・疾病関係特約
は、ケガや病気で治療を受けた時に給付金を受け取れる特約の集合体です。
私なら医療保険評価ランキング上位の医療保険がん保険評価ランキング上位のがん保険を新たに契約し、新しい保険の保障が開始したらこれらの特約はまとめて解約します。その際は、がん保険は契約してから3ヶ月くらい経過しないと保障が開始されないため注意して下さい。


このようにして最終的には特約は全解約を目指します。


見直し方法2 主契約について

いよいよ主契約のアカウントです。
これは既述のとおりただの貯蓄のようなものです。今回は
「保険期間終身(一生涯)、月払保険料1,000円
となっていますので、毎月1,000円ずつずっと積立貯金をしていく感じです。

そして見直しですが、私なら特約の整理が終わったら主契約も特約もすべて解約します。
解約するとアカウント部分に積み立てていたお金(積立金)を受け取れます。といっても毎月1,000円ずつしか積み立てていないのですから、受取額も多くはないと思います。

また加入してから短期間のうちに解約する場合は、アカウント部分に払い込んだ額よりも少ない積立金しか受け取れない可能性があります。けれどそうなってしまっても損失額はそれほど大きくないと思いますし、私なら住友生命との関係を早く解消するためにも早めの解約を優先します。


最後に

いかがだったでしょうか?
ここまで見てきた見直し方法はあくまで個人的な見解によるものですので、誰にとっても正解という方法ではもちろんないと思いますが、よかったら参考にしてもらえればと思います。
それでは最後にいくつかポイントを。



◆ポイント1 解約は新しい保険の保障が開始してから

他社の新しい保険に加入し既存の保険を解約する場合は、必ず新しい保険の保障が開始されてから解約するようにして下さい。そうでないと保障がない期間(無保険期間)ができてしまいます。特に繰り返しになりますが、がん保険は契約してから3ヶ月くらい経過しないと保障が開始されないため注意して下さい。



◆ポイント2 無理にたくさんの保険に加入しないように

保険の見直しについて相談を受けていると、何もかも気にしてしまって色々な保険に加入しすぎている方をよくみます。
例えばこの保険にしても、特約てんこもりの保険会社のモデルプランに加入されている方が見直しをしようとすると、

「たくさん加入している特約を大幅に減らすのは怖い」

となってしまう方がいます。

けれど私は、
保険は無理のない範囲で加入する
のが何よりも大切だと思います。何もかも気にして色々な保険に加入しすぎてしまうと

「保険には完璧に加入していたけれど、そのせいで子供の学費が準備できなかった。」

「マイホームを買うことができなかった。」

「ローンの返済が厳しくなってしまった。」

「老後に向けての貯蓄ができなかった。」

といった事態になりかねないからです。それでは本末転倒ですから・・・。



◆ポイント3 健康上の理由などにより他社へ乗り換えが難しい場合は

健康上の理由で他社の保険に加入し直すことが難しい場合は、必要な特約だけを残し、その他の特約はなるべく解約して保険料を安くすることをおすすめします。
状況にもよりますが、今回の例で私なら

収入保障特約

一部の災害・疾病関係特約
(がん診断特約、がん薬物治療特約、新先進医療特約、がん入院特約)

だけ残し、その他の特約は解約すると思います。
主契約のアカウントも解約したいですが、主契約を解約すると残したい特約も自然と消滅してしまうため、やむをえず残します。



◆ポイント4 プライムフィットWステージの時はどう見直すか?

今回のモデルプランはライブワンでしたが、それ以外の時はどう見直すかについて簡単に・・・。

プライムフィット
は、特約だけが山ほどセットになっているだけですので、今回の例と同じように特約だけの全解約を目指せばOKです。

Wステージ
は、主契約が終身保険になっています。けれどこの終身保険は一般的な終身保険とはちょっと異なります。一般的な終身保険は
「保険金:150万円」
という契約であれば、加入直後に亡くなってしまったとしても保険金150万円を受け取れます。
しかしWステージの終身保険は、加入してから指定日(65歳など)までに亡くなってしまった場合は、保険金額が少額に抑えられています。
「保険金:150万円」
というプランでも150万円を下回る保険金しか受け取れないということです。その分だけ貯蓄性が強化されているとのことですが・・・。

難しいですが私ならこれもどのみち解約しますので理解する必要もないと思います。
80~90年代に加入した終身保険であれば、予定利率が非常に高いため継続することをおすすめしますし、どうしても保険料の支払いを止めたいのであれば解約でなく払済保険に変更するほうが有利なためおすすめします。
(理由は払済保険のページを参照願います)
けれどWステージは低金利化が進んだ2011年に発売されたものですから、継続しても払済保険に変更してもそこまで大きく有利にはなりません。それよりも住友生命との関係が続くデメリットのほうが私なら大きいと思いますので解約します。
保険金額が大きな契約をされている場合は、保険会社に連絡し

即時解約したら解約返戻金はいくらか?
払済保険に変更して65歳で解約したら解約返戻金はいくらか?

などを確認の上で、払済保険に変更したほうが大きく有利そうであればそうされるとよいと思います。