ソニー生命 がん保険各種 評価
記事作成日:2018.7.5
評価データ
商品名 | 総合 評価 |
更新タイプ | がん診断給付金 | がん診断時に以後の 保険料払込免除 |
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主契約 | 先進医療特約 | 給付回数 | |||
終身がん保険 | 終身型 | 定期型 |
1回 |
あり(有料) ※悪性新生物のみ |
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がん保険 | 定期型 | 定期型 |
ー | あり(有料) ※悪性新生物のみ |
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がん入院保険 | 終身 | ー | ー | なし |
リンク |
・公式サイト ・がん保険評価ランキング |
評価コメント 終身がん保険
名称通り、 「保険料は変わらず、保障は一生涯続く」 という終身がん保険に分類できる保険です。 結論からいうと個人的にはおすすめできません。 こちらのページのとおり、私は診断給付金を複数回受け取れるものをおすすめしていますが、この保険は1回限りです。 先進医療特約の保険期間も定期型のため、将来的に値上げの可能性がある点がマイナスです。 (詳細はこちら) そして何より保障内容のわりに保険料が高いです。 保険料払込期間中に解約をした場合、解約返戻金を 受け取れるタイプ(低解約返戻金特則なし) の2種類がありますが、保険料が安い後者のほうであっても十分高いです。 35歳男性が入院給付金日額1万円プランで加入した場合で、月払保険料は6,880円もします。高い理由は恐らく、がんで亡くなってしまった時に死亡保険金100万円を受け取れるようにできているためだと思いますが、がん保険に死亡保障 (亡くなってしまった時に遺族が大金を受け取れる機能) は必要ないと思います。 |
評価コメント がん保険
こちらは一定期間(10年間など)だけをカバーする定期がん保険です。 終身がん保険と異なり、10年ごとに自動更新する度に保険料が上昇していきます。 私はこちらのページの理由から、がん保険は終身タイプ(終身がん保険)をおすすめしています。しかし、 「老後にガンになってしまった時は積極的な治療は求めないので、若い間だけをカバーする定期がん保険のほうがよい」 という方もいると思います。 それは個人の価値観ですので、そのような考え方もあると思います。 しかしこの保険は他社の定期がん保険と比較しても、保障内容のわりに保険料がかなり高いためおすすめできません。 |
評価コメント がん入院保険
こちらは他社では個人的には見たことのない独特な保険です。 公式サイトにあるパンフレットには、以下のモデルプランが掲載されています。 被保険者:35歳男性 これは35歳男性が、保険料を毎月32,800円払っていくプランです。 保険料払込期間は終身(一生涯)のため、70歳では1,370万円、80歳では1,770万円もの保険料を払い込むことになります。恐ろしいモデルプランです・・・。 そして、もしもガンで入院をしたら日額2万円を、がんで亡くなってしまった時には2,000万円を受け取れます。 がん以外で亡くなってしまった場合は責任準備金を受け取れると、パンフレットに記載があります。責任準備金は解約返戻金とほぼ同額です。時期にもよりますが、それまでに払い込んだ保険料総額と大きな差はない金額と考えてしまってよいと思います。 それなら損はしないのでは? と思われるかもしれませんが、この保険は無配当のためインフレに弱い (理由はこちら) ため、インフレが進めば責任準備金の実質的な価値が大きく下がり、大きく損をしてしまう可能性があります。 以上からこの保険もおすすめできません。 |