JA共済 予定利率変動型年金共済 「ライフロード」 評価

記事更新日:2018.4.13

評価データ

販売時期 当初5年の
予定利率
6年目以降の
予定利率
返戻率 クレジット
払い
配当
(割戻金)
総合
評価
2014年4月~ 0.5% その時になってみないとわからない。
※下の表の年度別の予定利率が適用されます。
118.9%(※1)
120.5%(※2)
123.5%(※3)
可能
(※4)

あり
~2014年3月 0.6% 約125.0%(※3)

※返戻率は下記の契約内容時のものです。
  30歳男性、保険料払込期間60歳満了、年金受取開始60歳、定期年金10年、月払い
※1 6年目以降の予定利率が平成30年度適用の1.48%で継続した場合
※2 6年目以降の予定利率が平成29年度適用の1.50%で継続した場合
※3 6年目以降の予定利率が平成28年度適用の1.65%で継続した場合
※4 2016年4月より可能になりました。詳細はこちら。



リンク

パンフレット
(リーフレット)
その他
公式サイト内にあり 公式サイト
個人年金保険 評価ランキング
個人年金保険 vs 終身保険

※この保険とひまわり生命の終身保険を比較しています。



年度別の予定利率

平成30年度 平成29年度 平成28年度 平成27年度 平成26年度 平成25年度
1.48% 1.50% 1.65% 1.66% 1.65% 1.60%


評価コメント

この保険はまず加入する年度によって当初5年間の予定利率が異なります。6年目以降の予定利率は変動型となっており、年度毎に適用される予定利率が異なります。

例えば平成20年度に加入した人の場合、当初5年間の予定利率は1.40%でしたので、平成20年度から平成24年度までは予定利率1.40%で運用されました。
6年目は上記の表の平成25年度の予定利率(1.60%)で運用されました。
7年目は上記の表の平成26年度の予定利率(1.65%)で運用されました。
8年目は上記の表の平成27年度の予定利率(1.66%)で運用されました。
9年目は上記の表の平成28年度の予定利率(1.65%)で運用されました。
10年目は上記の表の平成29年度の予定利率(1.50%)で運用されました。
11年目は上記の表の平成30年度の予定利率(1.48%)で運用されます。
12年目以降(平成31年度以降)も、年度別に決定された予定利率で運用されていきます。


※予定利率は定期預金の年利とは異なるものです。

「予定利率1.5%の場合、払った掛金が年利1.5%で運用される」
というわけではありません。



さてでは平成30年度(2018年度)に加入した場合はどうなるか?例えば

契約者:30歳男性
保険料払込期間:30年間(60歳まで)
年金受取開始:60歳
年金種類(受取方法):10年定期年金
保険料支払方法:月払い


という契約をしてみます。
平成30年度に加入した場合の当初5年間の予定利率は0.5%です。平成34年度まではこの予定利率で運用されていきます。
6年目以降(平成35年度以降)に適用される予定利率はその時になってみないとわかりませんが、仮に平成35年度以降はずっと予定利率1.48%
(平成30年度適用の予定利率)
で運用された場合、返戻率は約118.9%です。つまり保険料を100万円払った場合、118.9万円が戻ってきます。
この値は個人年金保険評価ランキングのとおりトップクラスに高い数値です。


ただしこの保険は予定利率変動型のため、今後更に世の中が低金利になり、平成35年度以降の予定利率が平成30年度の適用利率(1.48%)よりも低運用となった場合は、将来受け取れる年金額が上記例より減額する可能性があります。仮に6年目以降の予定利率が常時最低保証利率(0.75%)で推移してしまった場合は、返戻率は106%程度まで低下してしまいます。

ただし個人的にはその可能性は低いのではと思います。
その理由は下記のとおりです。


平成30年4月の国債の長期金利:0%程度
平成30年度の適用金利:1.48%


国債の長期金利が0%程度。
つまり国債では全く運用益が望めない状態にもかかわらず、1.48%が適用されたのです。
しかも日銀は、2016年に一時的に導入したマイナス金利政策が弊害が大きすぎたため、それ以降は長期金利が0%程度になるように操作する
長短金利操作付き量的・質的金融緩和
を導入しています。

これを考慮すると、今後も国債の長期金利は0%程度が最低ラインになり、この保険の適用金利も1.5%前後が最低ラインになる可能性が高いと思います。
ですので
「最低保証利率の0.75%が適用されることはまずないのでは?」
と個人的には思います。

年金保険を検討されている方であれば、この保険の見積りはぜひ取って、他の上位ランクの保険と比較・検討されるとよいと思います。また、年払の割引率がとても高い(4%程度)ですので、見積りを取る時は年払を選択することを推奨したいと思います。
見積りは最寄りのJA共済窓口に問い合わせれば可能です。
申込も同じ窓口で可能です。もちろん農協の組合員でなくても可能です。


◆参考リンク

選び方(保険別) > 個人年金保険評価ランキング
選び方(保険別) > 年利率1.5%超の超高運用な個人年金保険
選び方(ライフステージ別) > 老後の貯蓄方法と保険選び