AIG富士生命 低解約返戻金型終身保険 「E-終身」 評価

記事更新日:2017.4.18

※販売停止済

評価データ

販売時期 返戻率 運用利率
(年利)
保険料
(月額)
年金支払
移行特約
三大疾病時
保険料払込
免除特約
配当 インフレ
対応可否
総合
評価
2015年1月~ 116.5%
(117.7%)
0.99%
(1.06%)
19,390
あり

なし

不可
~2014年12月
115.5%
(116.7%)
0.94%
(1.00%)
18,590
~2014年3月
118.7%
(119.9%)
1.11%
(1.17%)
17,490
~2013年3月
120.3% 1.17%
あり

比較的可

※返戻率は下記の契約内容時のものです。
  被保険者30歳男性、死亡保険金1,000万円、保険料払込期間60歳満了(月払)、
  三大疾病時保険料払込免除特約(この保険ではレスキューパックという名称)なし、60歳解約時
青字はクレジットカードのポイント還元分を含めて計算したものです。
  (ポイント還元率1.2%のリクルートカードを使用した場合です。)



リンク

パンフレット その他
公式サイト内
デジタルカタログ
E-終身 公式サイト
レスキューパック(三大疾病時保険料払込免除特約あり)E-終身 公式サイト
・低解約返戻金型終身保険評価ランキング


評価コメント

E-終身
低解約返戻金型終身保険(無配当)です。

上記のとおり、ここ2年くらいで3回も保険内容の改定が行われています。その度にこのページも修正しなければいけないため、管理人にとってはハタ迷惑な保険となっています(^^;)

直近では2015年1月に改定されました。どう改定されたのかを詳しくみてみると、上の表のとおり返戻率は少しですがUPしています。
しかしこれには裏があります。上の表の保険料を見比べてみてください。
2014年12月までは18,590円だったものが19,390円になっています。つまり保険料は800円、値上げされています。

低解約返戻金型終身保険は、保険料が安いほど返戻率が高いのが一般的なのですが、この改定では逆になっています。
これはどういうことか?
恐らくですが、保険料を値上げし、保険料のうち積立部分に充てる割合を増やすことで、表面上の返戻率がUPするようにしたのではと思います。
かなりざっくりとした例ですが、下記のような感じにしたのかと思います。


◆改定前

月払保険料18,590円のうち、17,000円を積立に充て、残りは保障やその他経費等に充てていた。積立に充てるのは保険料全体の91.4%(17,000÷18,590)


◆改定後

月払保険料を800円値上げし、積立に充てる金額も17,800円に増やす。 積立に充てるのは保険料全体の91.8%(17,000÷19,390)


上記のようにして積立部分に充てる割合を増やせば、運用方法が同じ場合、返戻率は必然的に高くなります。
ただ保険料の値上げは、保険会社からしたらイチかバチかの冒険だと思います。返戻率を重視する人には印象がいいかもしれませんが、保険料を重視する人には敬遠されると思いますので・・・。


また、この保険は配当がなく積立利率も固定型のため、インフレに対応できないというデメリットがあります。日本銀行がマイナス金利を導入しはじめるなど、現在は歴史上でも最も低金利な情勢です。今後もこの低金利が継続する可能性も高いと思いますが、未来は誰にもわからないものですから、10年後20年後にはインフレが進み金利が上昇している可能性もあります。

ですので個人的には、超低金利な現在だからこそ、終身保険などの貯蓄型の保険に加入する場合はインフレに対応できないものは避けた方がよいと思います。
終身保険を検討される場合は、評価ランキング上位のインフレに比較的対応可能な保険を推奨したいと思います。


◆参考リンク

終身保険の選び方 > 学資保険の代わりとして終身保険に加入する方法
終身保険の選び方 > 終身保険で老後資金を積立貯金する方法