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定期保険とは?

記事更新日:2019.6.9


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定期保険とは?

定期保険(定期死亡保険)
は、被保険者がもしも保険期間中に亡くなってしまったり高度障害状態となってしまった場合に高額な保険金を受け取れる、生命保険の代表ともいえるような保険です。

定期という名前のとおり
【10年間】

【60歳まで】
というように、保険間がまっています。
例えば30歳男性のAさんが下の参考プランの定期保険を契約したとします。


参考プラン
被保険者:30歳男性のAさん
保険期間10年(40歳まで)
保険料払込期間:10年
死亡保険金1,000万円
月払保険料1,000円


これは40歳まで月払保険料1,000円を毎月払っていくプランです。
そしてもしもAさんが40歳までに亡くなってしまった場合、死亡保険金1,000万円を遺族が受け取ることができます。
高度障害状態となってしまった場合は、被保険者本人が高度障害保険金1,000万円を受け取ることができます。
ただし高度障害に該当して保険金を既に受け取っている場合は、死亡時に再度受け取ることはできません。


貯蓄性のない掛け捨ての保険のため、40歳を無事迎えたとしても満期保険金などの保険金や給付金は受け取れませんし、途中で解約したときに受け取れる解約返戻金も全くない(0円)か、あっても極少額です。
そのかわり保険料はとても安いです。


保険期間が満期になると、その時点での健康状態にかかわらず自動更新になります。以後も解約しない限りは満期になる度に自動更新され、80~90歳くらいまで保障を継続できる商品が多いです。上記の例であれば10年ごとに更新していくわけです。月払保険料は更新の度に値上がりしていきます。



告知型と引受基準緩和型

定期保険は告知型引受基準緩和型の商品があります。


告知型
は加入時の審査が厳しく、一般的には既往症がない方
(一般的に過去に大病をされたことがなく持病の薬の服用もない方)
のみ加入できるタイプです。
現在発売中の定期保険のほとんどは告知型です。


引受基準緩和型
は加入時の審査(引受基準)が緩和されており、既往症がある方でも加入しやすくなっているタイプです。限定告知型とも呼ばれています。加入しやすい分、告知型と比べると保険料は高めに設定されています。
定期保険は、被保険者が亡くなってしまったり高度障害状態となってしまった場合に何百万~何千万円といった高額な保険金を受け取れることから、一般的に加入時の審査が厳しいです。そのため、既往症のある方
(過去に大きな病気をされたことがある方や持病の薬を飲まれている方など)
や危険度の高い仕事をされている方は、以前は加入がほぼ不可能な保険でした。

近年はやや軟化傾向にあり、例えば評価ランキング上位のコープ共済の定期保険は、一定の要件を満たせば高血圧や脂肪肝の方でも加入できるようになっています。
けれどまだ、現在は健康でも過去に大病をされたことがある等の理由で残念ながら審査を通らない方がたくさんいます。
そのような方でも加入できるように審査基準が緩和されているタイプが、この引受基準緩和型です。

まだアクサダイレクト生命と楽天生命の2社しか扱っていないですが、この2社の比較でしたら保険料が安いことからアクサダイレクト生命がおすすめです。
審査基準は2社ともにほぼ同じで、



・過去5年以内にガンで治療を受けたことがない。
・過去3ヵ月以内に医師から入院や手術、検査を勧められたことがない。



などが要件です。



評価付けの理由

定期保険は保障内容がシンプルで保険料以外の比較要素がほぼないため、保険料が安い商品ほど優良保険と評価しランキングで上位に記載しています。

「ネット系の安い会社は破綻しないか心配」
という方がいますが、貯蓄性のない保険
(定期保険、収入保障保険がん保険など )
は、もし破綻しても保障がなくなることはまずありませんので、心配する必要はないと思います。

参考リンク :保険会社が破綻したら



定期保険よりも収入保障保険のほうがおすすめです。

定期保険は


子育て中の若い家族の大黒柱がもしも亡くなってしまった場合、遺族が高額な保険金を受け取ることができるようにするため


という目的で主に加入されます。

しかし同じ目的で加入される保険があります。
収入保障保険です。
収入保障保険は定期保険の進化版ともいえる保険で、定期保険が一般的に保険金を一括でしか受け取れないのに対し、収入保障保険は一括でも分割でも受け取れるなど、コストパフォーマンスや利便性が優れています。そのためこの目的で加入するのであれば収入保障保険を優先的に検討されることを推奨します。


◆参考リンク
選び方(保険種類別)> 収入保障保険


引受基準緩和型についても、2018年にFWD富士生命が引受基準緩和型の収入保障保険を発売したため、定期保険よりもそちらのほうがおすすめです。詳しくはFWD富士生命のページを参照願います。

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