終身保険で葬式代やお墓代を用意する方法3

記事更新日:2018.1.21

どのような保険にどのように加入すればよいか?

葬式代を用意する目的で終身保険に加入する場合の推奨プランは下記のとおりです。


◆推奨プラン
夫が加入する場合
(夫が亡くなった時に保険金が
おりるようにしたい場合)
妻が加入する場合
(妻が亡くなった時に保険金が
おりるようにした場合)
終身保険の種類 低解約返戻金型終身保険 or 変額終身保険
契約者・被保険者
受取人 妻や長男・長女
(喪主になってくれるであろう人)
夫や長男・長女
(喪主になってくれるであろう人)
クレジットカード名義人
(クレカ払い選択時)
口座名義人
(口座振替選択時)

※妻が専業主婦の時は妻でも可
死亡保険金 葬式代のみの場合:50万円~
葬式代+お墓代の場合:150万円~
※下記のポイント3を参照願います。
保険期間 終身(終身以外は選択不可)
保険料払込期間 10年間、65歳満了など ※下記のポイント2を参照願います。


ポイント1 低解約返戻金型終身保険または変額終身保険を推奨

終身保険にはいろいろな種類がありますが、この目的で加入する場合はコストパフォーマンスや貯蓄性に優れた低解約返戻金型終身保険変額終身保険を推奨したいと思います。


ポイント2 保険料払込期間は?

保険会社にもよりますが、10年間、15年間、65歳満了などを選択できます。
下記の表のとおり、払込期間が短ければ短いほど月払保険料は高くなりますが、保険料総額は安くなります。
保険料払込期間中に解約をすると大きく損をしてしまうことが多いため、余裕を持って保険料を支払っていけるプランを選択するとよいと思います。


◆某社の終身保険の保険料  
保険料払込期間 10年 15年 20年
月払保険料 10,904円 7,444円 5,746円
保険料総額 約131万円 約134万円 約138万円


ポイント3 死亡保険金はいくらにすべきか?

保険会社に、

「葬式代やお墓代を遺すために終身保険に加入したいのですが・・・」

と相談すると、

「葬式代は平均200万円、お墓代も200万円、合計で400万円くらいかかりますので、死亡保険金は余裕をもって500万円以上のプランがおススメです。」

という感じに多めに案内されると思います。
しかしこれを鵜呑みにしてはいけません。
確かに豪華な葬式やお墓にしようとすればそれくらいは必要になると思います。
しかし、
「葬式やお墓は簡素なもので十分だ」
という方も多いと思います。私も個人的にはそう思います。

簡素なものでよいのであれば、葬式代は安価な市民葬などを利用すれば50万円以内で収まりますし、お墓代(墓地取得代+墓石代)も安価なものであれば100万円程度です。先祖の眠るお墓に自分も入る予定であれば、葬式代のみで大丈夫です。

整理すると、死亡保険金は


◆簡素なものでよいという方

葬式代のみの場合・・・50万円程度
葬式代+お墓代の場合・・・150万円程度


◆豪華なものにしたいという方

葬式代のみの場合・・・150~200万円程度
葬式代+お墓代の場合・・・300~400万円程度


を目安にするとよいかと思います。
あくまでこれは目安ですので、実際に加入する前に、


・自分の葬式やお墓をどのようなものにしたいか?
 (簡素なものでよいか、豪華にしたいか)
・そのためにはいくら必要か?
・本当に保険が必要か?今ある貯金だけでカバーできないか?


などを今一度検討してみるとよいと思います。


ポイント4 保険金受取人は?

葬式代を支払うのは喪主です。
従って、【葬式代を遺すため】という目的で加入する場合は、基本的には喪主となってくれるであろう人(夫、妻、長男、長女など)を受取人にしておくのがよいと思います。死亡保険金を受け取る際の税金も、このようにしておくのが最も安くなります。