就業不能保険の比較 アフラック vs ライフネット生命

記事更新日:2017.12.24

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アフラック「給与サポート保険」 vs ライフネット生命「働く人への保険2」

徐々に色々な保険会社が発売し出している長期の所得保障保険(就業不能保険)。その中でも代表的なアフラックとライフネット生命の就業不能保険の比較をしてみました。
なるべく保障内容を近くして比較してみたのが下の表になります。


アフラック
給与サポート保険
ライフネット生命
働く人への保険2
プラン ・短期回復支援給付金10万円
・長期療養支援給付金20万円
・就業不能給付金月額20万円
・ハーフタイプ
(就業不能状態となってしまって
から540日間は給付金半額)
被保険者 30歳男性
保険期間・保険料払込期間 60歳まで
免責期間 60日
就業不能状態と
なってしまってから
61日目~約1年半の期間中は
給付金をいくら受け取れる?

短期回復支援給付金
10万円を毎月受取可能

ハーフタイプのため
就業不能給付金月額の半額で
ある10万円を毎月受取可能
就業不能状態と
なってしまってから
約1年半経過後
給付金をいくら受け取れる?

長期療養支援給付金20万円
最長60歳まで毎月受取可能

就業不能給付金月額20万円
最長60歳まで毎月受取可能
どのような状態であれば
給付金を受け取れるか?

(給付要件)

下記のどれかに該当すれば給付
・入院中
・医師の指示により在宅療養中
障害等級1~2級認定
・アフラックが障害等級1~2級
 相当と判断した場合

下記のどれかに該当すれば給付
・入院中
・医師の指示により在宅療養中

※詳しくは下記コメントで
備考 ・短期回復支援給付金は一度受け取り始めたら、給付要件を満たさなくなっても6ヶ月分は受取可。
・長期療養支援給付金を一度も受け取ることなく保険期間を満了した場合は、長期療養支援給付金と同額の長期給付無事故支払金
(この例では20万円)を受取可。
月払保険料 4,740円 3,468円
解約返戻金・配当 なし
総合評価


タイミングによっては受け取れる給付金の額に多少ズレが生じるかもしれませんが、保障内容はほぼ同じです。違いは給付要件月払保険料です。


給付要件の違い

両者ともに

・入院中
・医師の指示により在宅療養中

の2つは要件になっています。
しかしアフラックはこの2つに加え、下記2つでも給付となっています。

障害等級1~2級認定
・アフラックが障害等級1~2級相当と判断した場合


これだけを見ると、給付要件の多いアフラックのほうが
「受け取りやすく有利なのでは?」
と思います。

しかし管理人がライフネット生命に直接

「他社の就業不能保険で障害等級2級相当で給付という保険があるのですが、ライフネット生命さんの働く人への保険2ではそのような要件はないのですか?」

と問い合わせたところ、下記のような回答が返ってきました。

「働く人への保険2は、障害等級2級から3級の間くらいの方でも給付対象となるように設計しています。」



むむ、なんと・・・。

ちなみにあくまで目安ですが、


障害等級2級
「労働による収入を得ることができない状態」

障害等級3級
「労働に著しい制限を受ける又は制限を加えることを必要とする状態」


となっています。
長期の所得保障保険(就業不能保険)に加入するのであれば、2級の状態なら当然に給付してもらわなければ困りますし、3級の状態でもできれば給付してほしいところでしょう。
アフラックは「2級認定 or 2級相当」と明言しているということは、逆に言えば2級に満たなければ給付を受けられない可能性が高いですが、ライフネットは2級に満たなくても給付される可能性があるため、
「どちらのほうが受け取れるようになる可能性が高いか?」
といえば、ライフネットになると思います。


尚、 具体的な給付までの流れを聞いたところ、ライフネット生命独自の質問事項が記載された診断書を担当医師に見せ、担当医師がその質問事項にマルを付けるなどし、その診断書をライフネット生命に提出。その結果次第で給付対象となるかどうか審査されるとのことでした。ちょっとここには記載できないですが、どのような審査になるか少し聞いてみたところ、たしかに障害等級2級までは至っていないような状態でも給付となりそうな内容でした。


保険料の違い

これはライフネット生命がだいぶ安価なため有利です。
上記の30歳男性の例だけでなく、女性の場合でも他の年齢の場合でもライフネット生命のほうがかなり安価でした。

アフラックは無事故支払金がありますが、それを考慮してもまだだいぶ差があります。例えば上記例の場合、無事故支払金20万円を毎月の保険料に充てると、月払保険料が5~600円程度安くなる計算になります。(4,200円くらいになる)
しかしそれでもまだライフネットの保険料(3,468円)とはだいぶ差があります。


まとめ

いかがだったでしょうか?
給付要件が有利な上に保険料が頭3つ分くらいは安価であることから、やはり個人向けの長期の所得保障保険(就業不能保険)においては、ライフネット生命強しというのが改めて示された形になりました。
アフラックは
「短期回復支援給付金は一度受け取り始めたら、給付要件を満たさなくなっても6ヶ月分は受取可。」
というメリットがありますが、それを考慮してもトータルで見るとライフネットとはかなり差があるように思います。


しかしここまで書いておいてなんですが、個人的には就業不能保険は加入価値が高いとも思いませんし、実際加入もしていません。悪い保険ではないのは確かだと思いますが、万人受けするような保険でないのも確かだと思います。詳細は下記の参考リンクを見てもらえればと思います。


◆参考リンク

所得補償保険 >長期の所得補償保険(就業不能保険)は必要か?